提案書01(0001頁~0202頁)医療技術評価・再評価提案書 (185 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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特になし。
1)名称
Nuclear Imaging for Classic Fever of Unknown Origin: Meta-Analysis.
2)著者
Takeuchi M, Dahabreh IJ, Nihashi T, Iwata M, Varghese GM, Terasawa T
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Nucl Med. 2016;57(12):1913-19.
4)概要
p1913,1916. 18 FDG-PETおよびFDG-PET/CTとガリウムシンチグラフィーに関して、不明熱の原因病変(熱源)検索における感度および特異度メ
タアナリシス結果の対比。FDG-PET/CTの統合感度および統合特異度はそれぞれ、86%[95%CI: 81-90]、52%[95%CI: 36-67]、ガリウムシンチグラ
フィーではそれぞれ、60%[95%CI: 45%-73%]、63%[95%CI: 37-84]と報告されている。FDG-PET/CTは感度においてガリウムシンチグラフィーより優
れている。18FDG-PET/CT検査は不明熱の診断に対して有効性があるが、不明熱の診断過程における適切な導入時期に関しては検討が必要である。
1)名称
The efficacy of 18F-FDG PET/CT and 67Ga SPECT/CT in diagnosing fever of unknown origin.
2)著者
Hung BT, Wang PW, Su YJ, Huang WC, Chang YH, Huang SH, Chang CC.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Int J Infect Dis. 2017; 62:10-17
4)概要
p14
58例の不明熱患者を対象として、FDG-PET/CTとガリウムSPECT/CTの診断能を比較した単施設、前向き試験。FDG PET/CT 感度79%(33/42)
[62.8–89.2]、特異度 56%(9/16)[30.6–79.2]、正確度 72%(42/58)[ 59.2–83.0]、陽性適中率 83%(33/40)[66.6–92.1]、陰性適中率 50%
(9/18)[27.8–73.2]。ガリウム SPECT/CT 感度45% [30.2–61.2] 、特異度81% [53.7–95.0]、正確度55% [35.2–65.5]、陽性適中率86% [64.0–
96.4]、陰性適中率36% [21.3–53.8]。FDG-PET/CTは感度、正確度、陰性的中率でガリウムSPECT/CTを上回り、陽性適中率は同等、特異度はやや下
回る結果となった。
1)名称
EANM/SNMMI guideline for 18F-FDG use in inflammation and infection.
2)著者
Jamar F, Buscombe J, Chiti A, Christian PE, Delbeke D, Donohoe KJ, et al.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Nucl Med. 2013;54(4):647-58.
4)概要
p648,649, 654 15編の10例以上の不明熱患者(計758例)を対象とした18FDG-PETの成績では、感度90.6%、特異度 76.9%、正確度 86.4%あっ
た。正確度が85%以上担保されていること、専門家の意見を含め、18FDG-PET検査を不明熱を含む炎症、感染の診断に対する主要な利用用途と判
断する。炎症及び感染症の診断時は、臨床症状及び臨床検査所見(炎症マーカーの上昇など)、また可能な場合は他の画像診断結果(CT 及びMRI
など)を踏まえ18FDG-PET を実施する。
1)名称
Comparison of 18 F-FDG PET/CT and 67 Ga-SPECT for the diagnosis of fever of unknown origin: a multicenter prospective study in
Japan.
2)著者
Kubota K, Tanaka N, Miyata Y, Ohtsu H, Nakahara T, Sakamoto S, et al.
3)雑誌名、年、月、号、ページ
Ann Nucl Med.
4)概要
先進医療研究として実施された試験で、一般的な検査で診断のつかない不明熱患者を対象としてFDG-PET/CT検査とガリウム検査の熱源検出能の比
較を行った前向き試験。FDG-PET/CT検査の熱源検出感度(45%)はガリウムSPECT検査(25%)を有意に上回った。担当医の判断によるFDGPET/CT検査とガリウムSPECT検査の診断への貢献度に関するクリニカルインパクトの比較では、FDGーPET/CT検査はガリウムSPECT検査を有意に上
回った。
1)名称
Key diagnostic characteristics of fever of unknown origin in Japanese patients: a prospective multicentre study.
2)著者
Naito T, Tanei M, Ikeda N, Ishii T, Suzuki T, Morita H, et al
3)雑誌名、年、月、号、ページ
BMJ Open. 2019;9(11):e032059
4)概要
P3 2016~2017年を対象に本邦における不明熱患者141例の診療状況を前向きに調査した。本論文によって、約31%の不明熱患者(44例)に対して
FDG-PET/CT検査が診断ツールとして自費診療の上で利用されている実情が報告された。
⑭参考文献1
⑭参考文献2
⑭参考文献3
⑭参考文献4
⑭参考文献5
2021;35(1):31-46
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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