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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (106 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等

1)収載されている

米国で診断のためのトキソプラズマ遺伝子検査としてCPTコード87798として収載されている。

⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い

d. 届出はしていない

⑭その他

特になし

⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

特になし

⑯参考文献1

⑯参考文献2

1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。

1)名称

Diagnosis of toxoplasmosis in bone marrow transplant recipients: comparison of PCR-based results and
immunohistochemistry

2)著者

Held TK, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Bone Marrow Transplantation 2000;25 (12):1257–62

4)概要

造血幹細胞移植造血幹細胞移植後の剖検で確定診断されたトキソプラズマ症患者における遺伝子検査と病理免疫組織化学染
色法を比較した検討では、それぞれ陽性率は75%と65%であったが。両検査を併用することにより感度を90%に向上させる
ことが示されている。

1)名称

Detection of Toxoplasma gondii in immunodeficient subjects by gene amplification: influence of therapeutics

2)著者

Foudrinier F, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Scand J Infect Dis. 1996;28(4):383-6.

4)概要

後天性免疫不全症患者におけるトキソプラズマ症では遺伝子検査の感度は末梢血で86.6%、脳脊髄液で60%であった
(p384)。これらの感度は治療開始後では著明に低下することも示された。

1)名称

Acute exacerbation of Toxoplasma gondii infection after hematopoietic stem cell transplantation: five case
reports among 279 recipients

2)著者

Sumi M, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Int J Hematol 2013; 98:214–22

4)概要

我が国の単一移植施設からの造血細胞移植後のトキソプラズマ症に関する後方視的検討。トキソプラズマ症の発症率は1.8%
であり、5例中4例は転帰は死亡であった。

1)名称

Toxoplasmosis encephalitis following severe graft-vs.-host disease after allogeneic hematopoietic stem cell
transplantation: 17 yr experience in Fukuoka BMT group

2)著者

Matsuo Y, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Eur J Haematol. 2007;79:317-21

4)概要

我が国の多施設研究の後方視的検討。造血幹細胞移植後のトキソプラズマ症の発症率は0.22%であった。トキソプラズマ症
発症前の血液からPCRによりT. gondiiの遺伝子が検出されており、本検査が実施できていれば発症を抑制できた可能性が示
された。

1)名称

「造血細胞移植後の感染管理(第4版)」Ⅸ.トキソプラズマ感染症

2)著者

住昌彦ら。

3)雑誌名、年、月、号、ページ

日本造血細胞移植学会造血細胞移植ガイドライン

4)概要

我が国の造血幹細胞移植後のトキソプラズマ症の予防、診断、治療に関するガイドライン(⑤で該当箇所を引用)。

⑯参考文献3

⑯参考文献4

⑯参考文献5

2017年9月

※⑮については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等
の関連団体や研究者等の名称を記載すること。

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