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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (173 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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⑭参考文献1

1)名称

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020 (監修:日本呼吸器学会、厚生労働科学研究費補助金難治性疾患政策研究事業「難治性呼吸器
疾患・肺高血圧に関する調査研究」班)

2)著者

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン作成委員会作成、日本呼吸器学会、厚労省難病班監修、Minds認定済み

3)雑誌名、年、月、号、ページ

睡眠時無呼吸症候群(SAS)の診療ガイドライン2020、2020年、南江堂
https://minds.jcqhc.or.jp/n/med/4/med0436/G0001211

4)概要

クリニカルクエッション36(p104):遠隔モニタリング指導は CPAPアドヒアランスを改善しますか? 対して、エビデンスレベルCであるが、1)遠隔
モニタリング指導により CPAP アドヒアランスの改善が期待できる、2)遠隔モニタリング指導は医療者側の負担軽減や患者側の利便性向上も期待
できると記されている。

1)名称

Obstructive sleep apnoea/hypopnoea syndrome and obesity hypoventilation syndrome in over 16s

2)著者

NICE guideline Published: 20 August 2021

3)雑誌名、年、月、号、ページ

https://www.nice.org.uk/guidance/ng202

4)概要

P18: Offer face-to-face, video or phone consultations, including review of telemonitoring data (if available), to people with
OSAHS having CPAP.
P19:Once CPAP is optimised, consider annual follow-up for people with OSAHS.
P20:Monitoring treatment efficacy:• telemonitoring data or download information from the device (if available). と記されている。

1)名称

A Randomized controlled trial of telemedicine for long-term sleep apnea continuous positive airway pressure management
telemedicine for obstructive sleep apnea patients undergoing long-term CPAP treatment

2)著者

Murase K, Tanizawa K, Minami T, Matsumoto T, Tachikawa R, Takahashi N, et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Ann Am Thorac Soc. 2020 17:329-337. doi: 10.1513/AnnalsATS.201907-494OC.

4)概要

本邦(申請者も筆者)のCPAP患者483人による3群のランダム化比較試験。3か月に1回外来受診を行う遠隔モニタリング群は毎月外来受診群に対し
て、アドヒアランスの非劣性が証明され、この中間報告が平成30年度の遠隔モニタリング加算の診療報酬適応にも参考にされた。遠隔モニタリン
グ群(161人)において、追跡期間中にアドヒアランス低下(CPAPの使用時間が1日4時間以上の日が月の70%未満)のために指導が必要であった
のは6か月間で約30%であった(Table 2.)。また、3か月間隔の受診の患者の利便性は極めて高い(80%が3か月受診を希望していた。(Figure
5)。

1)名称

Multimodal Telemonitoring for Weight Reduction in Patients With Sleep Apnea: A Randomized Controlled Trial

2)著者

Murase K, Minami T, Hamada S, Gozal D, Takahashi N, Nakatsuka Y,et al.

3)雑誌名、年、月、号、ページ

Chest. 2022 162:1373-1383. doi: 10.1016/j.chest.2022.07.032.

4)概要

本邦(申請者も筆者)の本論文では通常のCPAPの遠隔パラメータのモニタリングの他、体重、血圧もモニタリンして、CPAPのアドヒアランスのみを
指導する群とアドヒアランスとともに体重の減量を指導した群に分けたところ、後者の群において有意に減量を示した参加者が多かったが、両群
ともアドヒアランスに関しては改善していた(Figure 4)。すなわち、CPAP遠隔モニタリングを行うと患者のCPAPに対するアドヒアランスが改善す
ることも示された。

1)名称

令和3年社会医療診療行為別統計の概況(一部抜粋して資料作成した。)

2)著者

厚生労働省

3)雑誌名、年、月、号、ページ

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/sinryo/tyosa21/

4)概要

令和3年度社会医療診療行為別統計のC165 在宅持続陽圧呼吸療法用治療器加算の実施件数(53.3万回)および実施回数(68.3万回)より、その
差約15万件が2か月または3か月受診となる。
遠隔モニタリングの件数30,573回、実施回数31,311回なので、その差738人(2.4%)は3か月受診となる。従って、68.3万人-53.3万人=15万人にも
同様の比率を当てはめると、14.3万人が2か月、0.6万人が3か月受診になる。従って、CPAP患者総数は約68.7万人(毎月38.3万人+2か月毎28.6万
人+3か月毎1.8万人)となる。

⑭参考文献2

⑭参考文献3

⑭参考文献4

⑭参考文献5

※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。

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