提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (29 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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妥当と思われる診療報酬の区分
点数(1点10円)
⑩希望する診療
報酬上の取扱い
その根拠
250
下記点数を参照し、250点とした。
・皮膚科特定疾患指導管理料(Ⅰ):250点、月1回まで
(計画的な医学管理を継続して行い、かつ療養上必要な指導を行った場合に算定)
・特定疾患療養管理料:225点(診療所)、月2回まで
(治療計画に基づき、服薬、運動、栄養等の療養上の管理を行った場合に算定)
・婦人科特定疾患治療管理料:250点、3ヶ月に1回まで
(器質性月経困難症の患者に対し、計画的な医学管理を継続して行い、かつ療養上必要な指導を行った場合に算定)
・ロービジョン検査判断料:240点、月1回まで
(眼科学検査(CL検査料を除く)を行い、その結果を踏まえ、患者の保有視機能を評価し、それに応じた適切な視覚的補助
具の選定と、生活訓練、職業訓練を行っている施設等の連携を含め、療養上の指導管理を行った場合に算定)
区分
関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(③対象疾
患に対して現在
行われている医
療技術を含む)
その他(右欄に記載する。)
番号
特になし
技術名
特になし
具体的な内容
眼科は医学管理に該当する項目がなく、減点・削除可能な医療技術はない。
減(-)
プラスマイナス
予想影響額(円)
予想影響額
特になし
その根拠
960,300,912
100,000人に対し年4回実施するとして、400,000回×250点=1,000,000,000円の増。
適切な治療管理により、治療継続率が向上し有意に眼圧が下降する(参考文献4)ことから、重症化が抑制され緑内障手術
が約1割減少すると想定し、23,038件(第7回NDB、濾過手術・インプラント挿入術実施件数)×10%×460,240円(濾過手
術 K268-3のDPC点数 ※)=1,060,300,912円の減。
(※緑内障手術 濾過手術 片眼:診断群分類番号 020220xx01xxx0、平均在院日数(第Ⅱ日)9日、医療機関別係数は1.2と
して試算した。)
また、緑内障の重症化抑制により、点眼剤の多剤併用が減少する。
適切な治療管理によりアドヒアランス不良が改善し重症化が抑制されることから、薬剤費用が約1割削減されると想定し、
約900億円(第7回NDB、緑内障治療点眼剤の年間合計金額)× 20%(本治療管理の普及率)× 50%(点眼管理不良患者の割
合、日本視機能看護学会誌 Vol.5 Page.33-37,2020)× 10% =900,000,000円の減。
以上の差し引きにより、960,300,912円の医療費減と推計した。
備考
医療経済性の試算において、ICERは約324万円/QALYで費用対効果に優れる。また、失明者数は約1割減少し、重症化抑制
により社会福祉費・介護費用・生産性損失等の社会コストの削減につながる。なお、全体における費用削減効果は20年で約
1兆1,322億円(年平均で約566億円)と試算されている(参考文献5)。
⑪提案される医療技術において使用される医薬品、医療機
器又は体外診断薬
特になし
(主なものを記載する)
⑫提案される医療技術の海外における公的医療保険(医療
保障)への収載状況
※ 該当する場合、国名、制度名、保険適用上の特徴
(例:年齢制限)等
2)調べたが収載を確認できない
1)を選択した場合は、下の欄に詳細を記載。
特になし
⑬提案される医療技術の先進医療としての取扱い
d. 届出はしていない
⑭その他
特になし
⑮当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
特になし
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