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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (193 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

1か月の呼吸器細胞診件数818,591件(日本臨床細胞学会 2020年度施設情報総合計)
特殊染色を実施している施設 84.7%(2022年 全国の118病院に行なったアンケート結果より)
*具体的には、期間:2022/10/19~10/28 対象:呼吸器内視鏡学会保険委員施設、臨床細胞学会の関連施設、栃木、茨城、北海道など関連施設、
国立病院機構病理協議会、検査士関連施設 方法:Google formにてアンケート作成、メール配信 質問:喀痰、気管支擦過標本、気管支吸引
液、肺胞洗浄液標本などについて特殊染色を追加実施する機会はありますか? 特殊染色の頻度:23.4%(2020新潟がんセンター病理部統計より)

見直し前の症例数(人)

162,242

見直し後の症例数(人)

162,242

見直し前の回数(回)

162,242

見直し後の回数(回)

162,242

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

臨床検査技師・細胞検査士のもとに実施されるので問題ない。臨床検査技師・細胞検査士のテキストに記載され、試験にも出題されるレベルで基
本の手技である。

施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 臨床検査技師・細胞検査士がいて特殊染色を実施しうる病理診断実施施設
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 臨床検査技師・細胞検査士がいて特殊染色を実施しうる病理診断実施施設
性や経験年数等)
その他
(遵守すべきガイドライン等その他の 特記なし
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

問題ない

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題ない

⑧点数等見直し
の場合

見直し前

0点

見直し後

細胞診190点+Grocott染色65点またはその他特殊染色27点(65点と27点は感染症の鑑別の場合は合算可とする)

その根拠

試薬代およびGrocott染色の場合は特に試薬代も高額で染色の手間もかかり、試薬に含まれるクロム酸、硝酸銀の廃棄代も換算し65点とした。そ
の他の染色は試薬代かつ血液像検査の場合の特殊染色法加算の27点を参照した。
特になし

区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

番号
技術名

該当しない
該当しない

具体的な内容

該当しない
増(+)

プラスマイナス

⑩予想影響額

予想影響額(円)

最大

(65x10円x818,591 x0.81 x 0.234 x 0.7)+(27x10円x818,591 x0.466 x 0.234x0.7)=87,466,461円/年増加

その根拠

呼吸器細胞診数に特殊染色を行う頻度、また118病院のアンケート調査で81%がGrocott染色を行っていて、その他の染色ではPAS染色が次に高い
46.6%の施設で行われているのでその2つを合算し(概略図参照)DPC病床は全病床数の50%程度であり、DPC病床外および外来などとし0.7を掛け
た。

備考

特になし

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

なし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

なし

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