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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

215208

ポジトロン断層・磁気共鳴コンピューター断層複合撮影(一連の検査につき)

日本核医学会

【技術の概要】
PETMRはPET機器とMRI機器が合体した撮像機器である。造影含めたMRI磁気共鳴(MRI)撮像とFDG検査含むポジトロン断層像(PET)
を同時に撮像可能である。現在悪性腫瘍の診断技術として認可されている。
心臓サルコイドーシスは予後不良の炎症性疾患でプレドニゾロン等の抗炎症治療の適応である。
心筋生検による診断精度が低く、国内外のガイドラインでは画像による診断プロセスが提唱されている。
現在MRIとPETによる診断が広く行われ、2017年改訂の診断基準では心臓MRIの遅延造影とFDG異常集積が診断の主徴候である。
【対象疾患】心臓サルコイドーシス
【既存の診断法との比較】
現在では心臓MRIとFDGを個別に行うことでガイドライン従った診断が行われているが、PET/MRを用いることで同時に診断が可能となり
迅速な診断と患者負担の軽減が期待できる。
PET/MRI
PET
MRI

【有効性及び診療報酬上の取扱い】 E101-4 ポジトロン断層・磁気共鳴コンピューター断層複合撮影(一連の検査につき) 9,160点
以下を追加
「心サルコイドーシスの診断(心臓以外で類上皮細胞肉芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、
かつ心臓病変を疑う心電図又は心エコー所見を認める場合に限る。)又は心サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者」
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