提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (53 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
220101
感染症コンサルテーション
日本感染症学会
【技術の概要】
【既存の治療法との比較】
感染症専門医による病院内感染症の症
例への介入は、患者の死亡率を低下さ
せ、入院期間を短縮し、診療費を減少
させることができる。また抗菌薬適正
使用の推進に繋がることで、病院内や
地域の耐性菌の減少に繋がる効果も期
待される。
感染症専門医によるコンサルテー
ションがない場合、それぞれの主治
医が病院内感染症の診断、治療を行
うが、不適切な抗菌薬選択や治療マ
ネージメントによって耐性菌の増加
や予後の悪化が生じうる
【対象疾患】
【有効性及び診療報酬上の取扱い】
これまでの報告では、病院内感染症の症例
に感染症専門医が介入することにより、死
亡率が13~56%減少し、ICU滞在期間も
3.7%短縮する。
黄色ブドウ球菌菌血症については感染症専
門医の介入により20例に1例の死亡が回避
されることで55 613.4ドルが節約される。
診療報酬上はB区分で1050点を希望する。
病院内感染症
(菌血症、クロストリジウム・ディ
フィシル感染症(CDI)、中心静脈ラ
イン関連血流感染症、感染性心内膜炎、
HIV・日和見感染症、髄膜炎、骨髄炎、
人工関節感染症、細菌性関節炎、敗血
症性ショック、血管内デバイス関連感
染症など)
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