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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (37 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

217201

微生物核酸同定・定量検査

日本眼科学会

【技術の概要】
・ 淋菌およびクラミジア・トラコマチス感染症の核酸同定検
査は泌尿器、生殖器又は咽頭からの検体のみが対象である。
・ クラミジア結膜炎や淋菌性結膜炎は重症かつ難治性であ
り、結膜からの検体の追加を要望する。
【対象疾患】
クラミジア結膜炎、淋菌性結膜炎 (新生児膿漏眼を含む)

【既存の治療法との比較】
・ クラミジアEIA法検査キットの販売中止により、保険で認め
られたクラミジア結膜炎の検査はギムザ染色または直接蛍光
抗体法による古典的な方法だけとなっている。
・ 淋菌性結膜炎の確定診断には細菌培養同定検査が必要で、
結果の判明に数日かかってしまう
・ 淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出により、迅
速な鑑別診断が可能となる。

患者数: 2,000人(推定)

【有効性及び診療報酬上の取扱い】
・ 「性感染症診断・治療ガイドライン2020」にもクラミジア
結膜炎および淋菌性結膜炎では核酸検出法が優れていると
記載されている。

発売中止以前のクラミジア・トラコマチス抗原/IDEIAの眼
科での施行回数を年間200件程度と推定した。
未診断例、PCR法(保険適用外)での診断例、淋菌性結膜炎
(クラミジア結膜炎よりも低頻度)を含め、年間患者数を約
2,000人と推定した。

新生児膿漏眼

成人クラミジア結膜炎

・ D023 微生物核酸同定・定量検査
2 クラミジア・トラコマチス 193点
3 淋菌核酸検出 204点
5 淋菌及びクラミジア・トラコマチス同時核酸検出 270点

239

保険適用となる検体

現在

要望後

尿、子宮頚管擦過物、膣擦過物、
男性尿道擦過物、咽頭擦過物

適用あり

適用あり

結膜擦過物

適用なし

適用あり