提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (43 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
219102
冠動脈血流予備能測定検査QFR
特定非営利活動法人
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
日本冠疾患学会
03循環器内科
15心臓血管外科
関連する診療科(2つまで)
リストから選択
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した医
療技術の提案実績の有無
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
「実績あり」の 度)
場合、右欄も記
提案当時の医療技術名
載する
無
リストから選択
─
有無をリストから選択
追加のエビデンスの有無
提案される医療技術の概要
(200字以内)
冠動脈疾患が疑われる患者に対し、冠動脈造影像データから三次元再構成した冠動脈モデルの数値解析を行うことで定量的
血流量比(Quantitative Flow Ratio: QFR)を算出し、心筋虚血診断のための冠動脈血流予備能測定検査を行う。
文字数: 120
対象疾患名
保険収載が必要な理由
(300字以内)
文字数: 227
冠動脈疾患
安定冠動脈疾患の診断と治療ガイドライン(2022年 日本循環器学会)は、心筋虚血診断に基づいた治療を強く推奨してい
る。現在の心筋虚血診断のゴールドスタンダードは、圧ワイヤを冠動脈内に挿入して測定する心筋血流予備量比
(Fractional Flow Reserve:FFR)である。国内外の文献において、本法はFFRと同等の成績が得られている。安全で低侵
襲であり、既収載の検査法であるキャスワークスFFRangioと同等であるため、保険収載が妥当と考える。
【評価項目】
①提案される医療技術の対象
・疾患、病態、症状、年齢等
冠動脈疾患が疑われて冠動脈造影検査を受ける患者が対象となる。
②提案される医療技術の内容
・方法、実施頻度、期間等
(具体的に記載する)
冠動脈造影検査によって得られた血管造影画像データをもとに専用の解析装置(Medis medical imaging systems社製の
QAngio XA 3D(ニプロ社販売))を用いて、定量的血流量比(Quantitative Flow Ratio: QFR)を算出する。現在のところ
我が国において、約30施設で実施されている。
③対象疾患に対
して現在行われ
ている医療技術
(当該医療技術
が検査等であっ
て、複数ある場
合は全て列挙す
ること)
区分
D
番号
206
医療技術名
冠動脈血流予備能測定検査
既存の治療法・検査法等の内容
キャスワークスFFRangioを用いて、冠動脈造影像からFFR(FFRangio値)を算出する。
④有効性・効率性
・新規性、効果等について③との比較
・長期予後等のアウトカム
⑤ ④の根拠と
なる研究結果等
研究結果
注5
同等の高いFFR算出精度を有する。
QFRは、高い正確度(93%)、感度(95%)、特異度(92%)で心筋虚血誘発病変を同定できた。QFRの測定に要する時間
(5分)はFFRの測定に要する時間(7分)に比べて有意に短かった。J Am Coll Cardiol. 2017 Dec 26;70(25):3077-3087.
1b
ガイドライン等での位置づけ
ガイドライン等での記載あり(右欄に詳細を記載す
る。)
245
FFRによって虚血評価することはクラス1で推奨されている