提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (187 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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整理番号
230206
※事務処理用
提案される医療技術名
申請団体名
在宅酸素療法中の火災時酸素供給遮断装置加算
日本呼吸器学会
02呼吸器内科
主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科
03循環器内科
関連する診療科(2つまで)
14呼吸器外科
提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無
有
過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
「実績あり」の
場合、右欄も記
載する
提案当時の医療技術名
令和4年度
在宅酸素療法の算定要件変更
無
追加のエビデンスの有無
C
診療報酬区分
診療報酬番号
再評価区分(複数選択可)
159-3
1-A
算定要件の見直し(適応)
該当する場合、リストから○を選択
1-B
算定要件の見直し(施設基準)
該当する場合、リストから○を選択
1-C
算定要件の見直し(回数制限)
該当する場合、リストから○を選択
2-A
点数の見直し(増点)
該当する場合、リストから○を選択
2-B
点数の見直し(減点)
該当する場合、リストから○を選択
3
項目設定の見直し
○
4
保険収載の廃止
該当する場合、リストから○を選択
5
新規特定保険医療材料等に係る点数
該当する場合、リストから○を選択
6
その他(1~5のいずれも該当しない)
該当する場合、リストから○を選択
「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
その他」を選んだ場合、右欄に記載
在宅酸素療法の際に、酸素供給装置もしくは酸素チューブに火災時に作動する酸素供給遮断装置を付けることにより1回に限り100点加算する
文字数: 66
再評価が必要な理由
日本産業医療ガス協会の報告によると在宅酸素療法中の火災によりこの19年の間で91名 年間平均4.8名の死者が出ている。その一因は酸素カ
ニューラ・チューブが導火線のように燃えて、酸素供給装置まで類焼することにある。万一カニューラ・チューブが燃えても、酸素供給が遮断さ
れれば、火傷は軽傷で済み、火傷による死亡や重症熱傷の多くは予防できると思われる。
【評価項目】
①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)
日本産業医療ガス協会の報告によると在宅酸素療法中の火災によりこの19年の間年間4-5名の死者が出ており、令和3年には8名の死者であった。
その一因は酸素カニューラ・チューブが導火線のように燃えて、酸素供給装置まで類焼することにある。万一カニューラ・チューブが燃えても、
酸素供給が遮断されれば、火傷は軽傷ですみ、火傷による死亡や重症熱傷の多くは予防できると思われる。JIS規格(JIS T 7209:2018)では酸
素供給装置には火災時に作動する酸素供給遮断装置を付けることとされているが、実態として普及していない。普及の促進策をとる必要がある。
②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項
慢性呼吸不全・肺高血圧症・慢性心不全・チアノーゼ型先天性心疾患 の患者18万人に在宅にて酸素を供給する。75歳以上が 7割 約12万人。
うち認知症は約20% 約2万5千人と推計される。またニコチン依存症患者多数あり 医師に申告せず喫煙する患者は多いと推定される。酸素濃縮
器や酸素ボンベからチューブ・カニューラを経て酸素を供給する。
C
診療報酬区分(再掲)
診療報酬番号(再掲)
159-3
医療技術名
在宅酸素療法
389