提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (85 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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※下記のように推定した根拠
年間対象者数の
変化
年間実施回数の
変化等
見直し前の症例数(人)
なし
見直し後の症例数(人)
なし
見直し前の回数(回)
112,216
見直し後の回数(回)
112,216(CSTあり1795回、CSTなしが110421回)
⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)
・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)
本技術の診療報酬点数は500点(a)。2021年度社会医療診療行為別統計で9,268回/月で予想される年間対象患者数は9,268×12=111,216回(b)と
なる。回数は同程度と考え、インセンティブはCST研修ありの医師は同イで700点、CST研修なし医師は同イは現在と同じ500点とすると インセン
ティブ付与に該当する医師は約1.6%と推定(がん担当医で緩和ケア研修会修了医師約10万人、CST修了医師約1,600人)一人当たりの実施数は1
(c)とすると提案技術に係る予想年間医療費(x)はCSTありは(a)×(b)×(c)×10円=700×112,216×0.016×1×10=12,568,192円
(x1)。CSTなしは500×112,216×0.984×1×10円=552,102,720円(x2)である。(x)=12,568,192円(x1)+552,102,720円(x2)=
564,670,912円と推計する。
がん医療に携わる医師に対するコミュニケーション技術研修(CST)受講修了医師は1,620名でがん診療連携拠点病院に平均すると約4名強相当す
でに存在する。
施設の要件
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 現状の施設要件に準ずる。
制等)
人的配置の要件
(医師、看護師等の職種や人数、専門 緩和ケア研修受講に加え、がん医療に携わる医師に対するコミュニケーション技術研修(CST)受講修了医師にはインセンティブを付与する。
性や経験年数等)
その他
各疾患の診療ガイドライン、JPOS-JASCCコミュニケーションガイドライン2022、緩和ケア研修会、CSTにおけるコミュニケーションに関する要点
(遵守すべきガイドライン等その他の を尊守する。
要件)
⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度
緩和ケア研修会、CST受講修了医師であればより良質かつ安全にインフォームド・コンセントができる。JPOS-JASCCコミュニケーションガイドラ
イン2022では患者の精神状態の増悪等のリスクは示されていない。
⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)
医師がコミュニケーション技術研修を受けることは社会ニーズに沿うものである。倫理的な問題点は特に存在しない。
⑧点数等見直し
の場合
見直し前
見直し後
その根拠
500点
CSTあり700点、CSTなし500点
見直し前:イが500点、見直し後CSTあり700点。参考文献1-5のエビデンスがあり見直し
区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)
―
区分をリストから選択
番号
技術名
なし
なし
具体的な内容
なし
増(+)
プラスマイナス
⑩予想影響額
予想影響額(円)
3,562,912円
その根拠
改訂前年間112,216回×500点×10円=561,108,000円。改定後は上記試算の564,670,912円
備考
―
⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬
特になし
⑫その他
特になし
⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等
なし
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