提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (4 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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Quantification of myocardial perfusion reserve by CZT-SPECT: A head to head comparison with 82Rubidium PET imaging
2)著者
Wanda Acampa,Emilia Zampella,Roberta Assante,Andrea Genova,Giovanni De Simini, Teresa Mannarino, Adriana D’Antonio,Valeria
Gaudieri, Carmela Nappi, Pietro Buongiorno, Ciro Gabriele Mainolfi,Mario Petretta,Alberto Cuocolo
3)雑誌名、年、月、号、ページ
J Nucl Cardiol 2021;28:2827-39.
4)概要
冠動脈疾患(CAD)が疑われる患者または既知の患者において、動的半導体SPECTおよびRb-82-PETにより心筋血流(MBF)と灌流予備能(MPR)を
測定し、閉塞性CADの予測における両手法の正確さを比較した。冠動脈造影データの利用が可能な25名の患者が、半導体SPECTおよびRb-82-PET心
臓イメージングを受けた。負荷時および安静時のMBFとMPRを両法で算出し、比較した。また、半導体SPECTとPETの診断精度を受信者特性曲線で評
価した。
結果 半導体SPECTでは、ベースラインのMBFは同等であったが、MBFとMPRはPETと比較して高い値を示した。MPRについては、2つの方法の間に適
度な相関があった(r = 0.56, P < .01)。半導体SPECTによるMPRは、曲線下面積が0.85であり、PETによるMPRの低下を識別する能力が高いこと
が示された。PETによるMPR異常を検出するための半導体SPECTによるMPRカットオフ値は2.5であり、感度、特異度、正確度は86%、73%、80%で
あった。局所MPRによる閉塞性CADの同定のための曲線下面積は、CZT-SPECTで0.83、PETで0.84(P = .90)だった。半導体SPECTでは、局所MPRが
2.1であれば、閉塞性CADの同定において感度と特異度のトレードオフが最適であった。それぞれのカットオフ値を用いた半導体SPECTとPETの診断
精度は同等であった(P = .62)。
結論 半導体SPECTで得られるMBFおよびMPR値は、Rb-82-PET画像で測定される値よりも高く、2つの方法間には中程度の相関があった。CZT-SPECT
は、閉塞性CADの同定に良好な診断精度を示した。
⑭参考文献5
※⑬については、1.の「主たる申請団体」および「上記以外の申請団体」以外に、提案される医療技術に関する研究、会合、論文発表等を実施している学会等の関連団体や研
究者等の名称を記載すること。
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