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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (16 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

215207

シンチグラムおよびシングルホトンエミッションコンピューター断層撮影(放射性
医薬品管理者配置)

日本核医学会

【技術の概要】
シンチグラムおよびシングルホトンエミッションコンピューター断層撮影を目的として放射性医薬品を院内調製する場合において
は、「放射性医薬品の管理に当たっては、専門の知識及び経験を有する放射性医薬品管理者を配置することが望ましい。」を留意事
項に追加する。これにより、担当者の異動に関わらず一定の技術レベルを維持し、被験者の無用な被ばくを軽減するなど、より安全
で有益な検査を遂行する事が可能となる。
【対象施設】
医療機関内でシンチグラムおよびシングルホトンエミッションコンピューター断層撮影を目的として放射性医薬品を院内調剤する
施設すべてに関連する。2017年度調査では全国で1,156施設が対象となる。
【調製・分注・薬学的管理の実施】
医薬品の入荷管理を行うと共に、キットを用いて調製手順に従い、放射線安全管理下、無菌操作にて調製作業を行う。必要事項を
適切に管理、記録することにより高い品質と医薬品としての安全性を担保する。さらに必要に応じて患者条件に従って適切な必要放
射能量になるように調製・分注を行い、患者取り違え防止を含めて薬学的管理を管理を行う。また、適切な廃棄までを管理する。
放射性医薬品の入荷管理

無菌操作での煩雑な調製作業

TLCによる品質管理

各患者用に分注

廃棄管理

(PMDA資料より引用)

通常の混注作業と異なり、バイアル内で化学反応を起こさせる調製作業を、放射線安全管理下で無菌操作的に行い、品質検査まで行
う必要がある。これら業務に知識と経験を有する薬剤師が関与することが望ましい。
【診療報酬上の取扱】

E 画像診断 E100、E101において留意事項に専門の知識及び経験を有する放射性医薬品管理者を配置することが
望ましいを追加するのみであり、診療報酬上は増減無し。
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