提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (93 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》 |
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プレーンテキスト
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提案番号(6桁)
申請技術名
申請学会名
223204
がん性疼痛緩和指導管理料
日本緩和医療学会
【技術の概要】
・緩和ケアに関わる研修を受けた保険医が、
がんによる痛みに対して、WHO方式がん疼痛
治療法に基づき、痛みの評価に基づいて
行われた適切な鎮痛薬、鎮痛補助薬を処方し、
療養上の指導ならびに記録をすること
【既存の治療法との比較】
【対象疾患】
・がんの痛み
がん治療中の患者の約40%にがん疼痛が合併
治療成績が向上し、専門的疼痛管理の期間も長期化
現在診療報酬で評価され
ているのはこの部分のみ
鎮痛補助薬
【現行の課題】
がん性疼痛緩和において非オピオイド鎮痛薬、オピオイド
鎮痛薬に加えて鎮痛補助薬を使用する。鎮痛補助薬は種
類が多い一方でその使用には高度な知識と経験を要する。
また、がん治療成績が向上し、専門的ながん疼痛管理の
期間も長期化している。治療が奏効し、痛みが軽減する場
合には、オピオイド鎮痛薬の減量・中止の判断が求められ
る。これらはいずれも求められる専門性が高いが、現行の
制度では診療報酬上評価されていない。
【提案】診療報酬上の取扱
・がん性疼痛緩和指導管理料200点、月1回
・緩和ケア研修会受講医師
・オピオイド鎮痛薬または鎮痛補助薬を用い
て疼痛管理、疼痛評価、管理指導を行う
この部分の専門性の評価が必要
がん治療成績が向上し、治療期間が長期化
(例:非小細胞肺がんの一次治療成績の変遷)
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