概要図書式

提案番号(6桁)

申請技術名

申請学会名

215205

シングルホトンエミッションコンピューター断層撮影
心筋血流予備能比 （技術料加算）について

日本核医学会

【技術の概要】
虚血性心疾患の患者に対し、シングルホトンエミッションコンピューター断層撮影(SPECT)を用いた負荷イメージングを行う際に
心筋血流予備能の定量的評価を行う。2010年代より半導体SPECT装置を用いSPECT撮像にダイナミック撮像を追加することで心
筋血流予備能比を算出することが可能になった。2022年には日本循環器学会ガイドライン改訂の際に、左冠動脈本幹病変や3枝病
変について心筋血流予備能比が高い診断能を示すとの記載が新たに追加された。
心筋血流予備能比は従来の撮像法にダイナミック撮像を追加することで算出が可能な指標であり安全で低侵襲であるが、ダイナミ
ック撮像には通常撮像より人手を要し、放射線科医師1名、循環器医師1名、看護師1名、診療放射線技師1名が付きそう必要があ
る。このため技術料の加算を希望する。
【対象疾患・推定対象患者数】
虚血性心疾患。薬剤心筋シンチグラフィ 年間 166,109件。ガンマカメラ台数における心臓
専用半導体カメラ占有率(2.0%)より、3,322件と推定。そのうち約3割がダイナミック撮像と仮定し、1,000件とした。
（第9回全国核医学診療実態調査報告書（2022）より推定）
【心筋血流予備能比撮影のダイナミック撮影】
診療放射線技師

心臓専用半導体カメラ操作

放射線科医師

インジェクタを用いた
放射線医薬品投与

【診療報酬上の取扱】 Ｅ 画像診断
２
査加算として、400点を所定点数に加算する。

循環器内科医師

看護師

シリンジポンプを用いた
負荷薬剤投与、心電図確認

血圧測定、症状確認

において、血流予備能測定検査を実施した場合は、血流予備能測定検
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