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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (124 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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医療技術評価提案書(保険既収載技術用)
整理番号

226201

※事務処理用

提案される医療技術名
申請団体名

特定薬剤治療管理料1
日本結核・非結核性抗酸菌症学会
02呼吸器内科

主たる診療科(1つ)
提案される医療
技術が関係する
診療科

00なし
関連する診療科(2つまで)
00なし

提案される医療技術又は提案される医療技術に類似した
医療技術の提案実績の有無

「実績あり」の
場合、右欄も記
載する



過去に提案した年度
(複数回提案した場合は、直近の年
度)
提案当時の医療技術名

リストから選択
該当なし


追加のエビデンスの有無



診療報酬区分
診療報酬番号

再評価区分(複数選択可)

001-2
1-A

算定要件の見直し(適応)

該当する場合、リストから○を選択

1-B

算定要件の見直し(施設基準)

該当する場合、リストから○を選択

1-C

算定要件の見直し(回数制限)

2-A

点数の見直し(増点)

該当する場合、リストから○を選択

2-B

点数の見直し(減点)

該当する場合、リストから○を選択



項目設定の見直し





保険収載の廃止

該当する場合、リストから○を選択



新規特定保険医療材料等に係る点数

該当する場合、リストから○を選択



その他(1~5のいずれも該当しない)

該当する場合、リストから○を選択

「6
提案される医療技術の概要(200字以内)
文字数: 189

再評価が必要な理由



その他」を選んだ場合、右欄に記載

数日間以上アミノ配糖体抗生物質を数日間異常投与している患者に対し、薬剤血中濃度測定を行い、その結果に基づき当該薬剤の投与量を精密に
管理した場合外来でも特定薬剤治療管理料 イ 特定薬剤治療管理料470点を算定可能とする。また、血中のアミノグリコシド薬の濃度を複数回
測定し、その測定結果に基づき、投与量を精密に管理した場合は、1回に限り、530点を所定点数に加算することを追加する。

慢性下気道感染患者は多くの感染症を併発することがあるが、入院頻度が高くなると、患者自身の社会生活が制限され、患者によっては就労に支
障が生じる場合がある。また、臥床時間が長い入院は、患者の筋力を奪い、退院後のADLを低下させることがある。薬剤血中濃度測定は、トラフ
値と最高血中濃度測定を行うことで、手技は、点滴開始時と点滴抜針時の採血のみであり、他検査機器を要せず、外来で十分行い得る手技であ
る。薬剤血中濃度測定は、副作用予防、有効性の高い投与量の策定が可能となる。今後、減ずることが可能な医療費を減じ、有効な薬剤血中濃度
を得ることで早期の治療効果を得、副作用を減じることが可能となるため、再評価をお願いしたい。

【評価項目】

①再評価すべき具体的な内容
(根拠や有効性等について記載)

1)血中濃度を測定すべき診療状況は確立可能であり、算定における外来、入院の区別は撤廃されるべきである。
アミノグリコシド薬の血中濃度測定は現在入院中のみで認められている。アミノグリコシド薬は投与24時間以降で測定可能である。入院した場
合、入院日に投与を開始したとして、隔日投与であるため、最短でも第3入院日に測定し調整してから退院となるため、入院費用が3日間以上必要
となる。患者の社会生活の制限から入院を拒否し、必要な点滴投与が行われなくなる可能性があること、血中濃度が不明なまま外来で投与された
場合、低血中濃度では薬剤耐性が生じる可能性があること、高濃度の場合は早期に腎障害が生じること、有効性の高い薬剤を補うために効果の低
い薬剤を代替薬として用い、薬剤耐性菌を増加する可能性が生じること、が考えられる。過剰な入院による医療費削減、有効な効果を得るために
外来での血中濃度測定を承認していただきたい。
2)薬剤濃度検討を行う場合、バンコマイシンと同様に、測定結果に基づきさらに血中濃度を測定し投与量を精密に管理した場合には、1回に限
り、530点を所定点数に加算可能としていただきたい。
現行では治療計画の変更は月に1回の算定である。アミノグリコシド薬は投与早期に目的血中濃度に達した場合、優れた効果が得られるとされ
ていること、抗菌薬は早期に有効性を判断すべきであることから、短期間に複数回のトラフ値、最高血中濃度を測定することが必須である。

②現在の診療報酬上の取扱い
・対象とする患者
・医療技術の内容
・点数や算定の留意事項

・対象とする患者 入院中の患者であってアミノ配糖体抗生物質を数日間以上投与しているもの
・医療技術の内容 アミカシン血中濃度測定を行う。
・点数や算定の留意事項 月に1回の算定
470点



診療報酬区分(再掲)

診療報酬番号(再掲)

001-2

医療技術名

特定薬剤医療管理料

326