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提案書02(0203頁~0398頁)医療技術評価・再評価提案書 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000190899_00011.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 診療報酬調査専門組織・医療技術評価分科会(令和5年度第1回 11/20)《厚生労働省》
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④普及性の変化
※下記のように推定した根拠

年間対象者数の
変化

年間実施回数の
変化等

見直し前の症例数(人)



見直し後の症例数(人)



見直し前の回数(回)



見直し後の回数(回)



⑤医療技術の成熟度
・学会等における位置づけ
・難易度(専門性等)

・施設基準
(技術の専門性
等を踏まえ、必
要と考えられる
要件を、項目毎
に記載するこ
と)

普及性に変化はないと思われる(現在もPETとMRIを別々に行っているため)

2017年に改訂された日本循環器学会の心臓サルコイドーシス診断ガイドラインでは、心臓MRIでの遅延造影とGa-68またはFDG-PETでの心筋異常集
積の2項目が臨床診断における主徴候とされている。すなわち両方の画像診断を以て診断されることが多い。実際には不整脈や心臓超音波などの
所見から心臓サルコイドーシスが疑われ、心臓MRIによる診断の後に活動性炎症の診断のためにFDG-PETが行われることが多い。これまでの報告で
も心臓MRIによる遅延造影で描出される線維化の程度や心機能と、FDG-PETで評価される炎症活動が治療反応性や予後因子となっている。

イ 画像診断を担当する常勤の医師(核医学診断について、相当の経験を有し、かつ、核医学診断に係る研修を受けた者に限る。)が配置されて
施設の要件
いること。
(標榜科、手術件数、検査や手術の体 ロ 当該断層撮影を行うにつき十分な機器及び施設を有していること。
制等)
ハ 当該断層撮影を行うにつき十分な体制が整備されていること。

人的配置の要件
(1) 核医学診断の経験を3年以上有し、かつ、所定の研修を修了した常勤医師が1名以上いること。
(医師、看護師等の職種や人数、専門 (2) 診断撮影機器ごとに、PET製剤の取扱いに関し、専門の知識及び経験を有する専任の診療放射線技師が1名以上いること。
性や経験年数等)
その他
FDG撮像は日本アイソトープ協会医学・薬学部会ポジトロン核医学利用専門委員会において成熟技術として認められている。MRI撮像は国内で広く
(遵守すべきガイドライン等その他の 普及している。
要件)

⑥安全性
・副作用等のリスクの内容と頻度

国内外での報告ではPETMRを用いた心臓サルコイドーシスの安全性の懸念に関して特段報告はされていない。MRIを使用する点において体内植え込
み磁性体、MRI撮像未対応のペースメーカや植込み型除細動器などの撮像禁忌となる場合が生じるが、通常のMRI撮像と条件や制約は同じである。
国内では心臓含めMRI撮像は広く行われており、MRI撮像時の注意点は医療技術者が熟知している。

⑦倫理性・社会的妥当性
(問題点があれば必ず記載)

問題なし

⑧点数等見直し
の場合

見直し前
見直し後
その根拠

9,160
9,160


区分
⑨関連して減点
や削除が可能と
考えられる医療
技術(当該医療
技術を含む)

特になし

その他(右欄に記載。)

番号
技術名

特になし
特になし

具体的な内容

特になし
不変(0)

プラスマイナス
⑩予想影響額

予想影響額(円)



その根拠



備考

特になし

⑪算定要件の見直し等によって、新たに使用される医薬
品、医療機器又は体外診断薬

特になし

⑫その他

特になし

⑬当該申請団体以外の関係学会、代表的研究者等

日本循環器学会、日本心臓核医学会

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