令和7年度予算の編成等に関する建議 (104 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/report/zaiseia20241129/index.html |
出典情報 | 令和7年度予算の編成等に関する建議(11/29)《財務省》 |
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は B 評価や B+評価が一定数あり、評価はある程度分散しているものの、
①低評価(C 以下)の件数が1件にとどまっているほか、②当初予算額ベ
ースで9割超が A-以上の高評価に偏っている。このため、スクラップ・
アンド・ビルドなどを通じた、限られた財政資金のメリハリ付けへの活用
の余地は限定的である。
また、平均以下の結果である B 評価以下の 30 件について見ると、この
うち 23 件は、3か年度連続で B 以下であるにもかかわらず、当初予算に
おける拠出総額は増加しているなど理解に苦しむ。
このように、評価の適正化と評価結果の予算編成への活用は、引き続き
課題である。
〔資料Ⅱ-4-6参照〕
(3)広報・文化・交流関係事業の効果の向上
広報文化外交は情報戦対応として重要性が高まっており、海外におけ
る親日派・知日派の育成などを図るため、効率的・効果的に実施する必要
がある。一方、現状では、①政策目標が類似しており、整理・統合の余地
があると思われる事業や、②定量的かつ適切な効果(アウトカム)目標が
設定されていない事業、③事業実施後に事業参加者との接点が失われる
など事業参加者との関係継続に課題がある事業、も見受けられる。
事業をより効率的・効果的に実施するためには、政策目標が類似する事
業を整理・統合させつつ、事業の効果を可能な限り定量的かつ適切に設
定・検証しながら、事業参加者との関係を長期的に継続していくことが求
められる。
〔資料Ⅱ-4-7参照〕
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直近では、
「令和6年度国際機関等への拠出金に対する評価」(外務省(令和6年(2024 年)
8月 30 日))
。
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