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参考資料 (280 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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メトトレキサートとのラベブラゾール併用

メトトレキセート(主に高用量:メトトレキセート処方情報参照)とPPIの併用使用がメトトレキセートおよ
び/またはその代謝物の血中濃度を上昇および持続させ、メトトレキサートの毒性を引き起こす可能
竹があると文献は示している。 メトトレキセート高用量投与では、 ー部の患者においてはPPIの一時
的中止が考慮される。

クロストリジウム・ディフィシル

プロトンポンプ明害薬による治療は、クロストリジウム・ディフィシルのような胃腸感染症のリスクを高
める可能性がある。

発がん性、変具原性、および受胎能の障寄
滴・次項では、動物の相対暴忠レベルは1日あたり20mgのヒト用量を用いて計算された。

CD-1マウスでの88/104週韻原竹試験では、100mg/kg/dayまでのラベプラゾール経口投与では腫瘍
発現率の増加は見られなかった。 最も高い用量の試験では、 1日あたり20mgのヒト暴加の1.6倍であ
る1.40 / g・hr/mLのラベブラゾール(AUO)全身暴苑があった。

SDラットにおける104財韻原性試験では、雄には5.15.30及び60mg/kg/day、 雌には5.15.30.60及び
120mg/kg/dayを経口投与した。ラベプラゾールは雄、雌ラットにおいて胃腸クロム親和性様(ECL)細
胞の過形成、雌ラットの全用量においてECL細胞カルチノイド腫瘍を発現させた。 最も低い用購
(5mg/kg/day)では、1日あたり20mgの上ヒト暴吉0.1倍である約0.1 g・hr/mLのラベプラゾール(AUO)全
身暴器があった。 雄ラットでは、約0.2 g*br/mL(1日あたり20mgのヒト暴可の0.2倍)のラベブラゾール
血禁暴吉(AUC)を生み出す60mg/kg/dayまでの用量で投与に起因する腫瘍は観察されなかった。

ラベプラゾールは遺伝子変異の測定(AMES検査、CHO細胞(CHO/HGPRT) およびマウスリンパ腫細
胞(L5178Y/TK+/-)での前屈遺伝子変異検査)において賜性となった。 脱メチル体もAMES検査にお
いて陽性であった。 ラベプラゾールは柴色体損傷の測定(ヵ yoでのチャイニーズハムスター肺細胞
の薬色体異常試験、放 yyoでのマウスを用いた小核試験)、カ Moおよびex yoにおけるラット肝細
胞不定期DNA合成試験(UDS)検査において陰性であった。

ラベプラゾール30mg/kg/dayまでの静脈投与(8.8ヵ ghr/mLの血AUC、 1日あたり 20mgのヒト暴操
の約10倍)では、雄、 雌ラットの受精及び生殖能力への影響は見られなかった。

妊娠期間中の使用
カテゴリーB1.

奇形学試験では、ラットに50mg/kg/dayまでの静脈投与(11.8 g*hr/mLの血殺AUC、1日あたり20mg
と40mヒト異忠のそれぞれ約13倍と6.5倍)、ウサギに30mg/kg/dayまでの静脈投与(7.3 g・hr/mLの
血漂AUC、1日あたり20mgと40mヒト暴露のそれぞれ約8倍と4倍)が行われたが、ラベブプラゾールに起
因する生殖障害や胎児に対する危険性は明らかにならなかった。 妊婦における適切で十分な対照
試験はなく、市販後調査は非常に限られている。 潜在的な利益が胎児に及ぼす潜在的リスクを勝る
場合に限り、ラベブプラゾールナトリウムは妊娠に使用されるべきである。

授乳時の使用

4C-標識化したラベプラゾールを授乳中のラットに 静脈内投与したところ、 乳汁中放射能は血中レベ
ルの約2-7倍に送した。 妊娠、授乳中のラットにラベプラゾールを400mg/kg/day(mg/m2に基づくヒト

への投与時20mngまたは40mgのそれぞれ約195倍、85倍)投与した結果、 出生児の体重増加が減少
した。

5 PARIET10(150409)PFI

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