よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料 (41 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

4.ランソプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシン

=

傍用時の薄物動毅

健康成人(6 例)にランソプラゾールとして 1 回30mg、アモキシシリ
ン水和物として 1 回1.000mg(力価)及びクラリスロマイシンとして1
回400mg(力価) の 3 剤を同時に経口投与した場合宣、ランソプラゾー
ルの未変化体の薬物動相学的パラメータは表のとおりである。

ie還 絶 食 下

Taz 17ェ0.5h
Cmnax ] 1.104ょ481ng/mL
Ts 1.88エ].88h
AUC | 5218モ6.284ngh/mL
6 銘の平均値ょ桶準信基

なおお、 3剤投与時の 3 剤各をの了殆中渡度は単独投与時の血中濃度と
ほぼば同様の推移を示す。
また、健康成人(7 例) に 3 剤を同様の用基で同時に1日2回7日商
反復経口投与した時の薬物動態からみて、甘積性に問題はないと考
えられる。
注5)へリコパクター・ピロリ感染に対する承認用法・用時と異なる。([用
法・用量]の項参照)

【腹床成績

(1①)計注閣、十二指腸潮瘍、乾合部潰瘍、逆流性食道炎、Zoljinger-
Ellison症擬群
上記思著を対銀に、 1 日 1 回30mgを一般了床就験では主として 2
ー8 週間、二重盲検比較対乳試験では 8 週間(胃潰瘍)及び 6 週間
(十二指腸潰瘍)経口投与した了臨床試験において、最終内視鏡判定
が行われた1.137例の疾患別治注率は表のとおおりである。

・臣床効果に

疾 患.名 例 数| 治癒例数 (治癒率)
胃 沖 揚 604 535 (886)
二二首 腸潰瘍 445 418 (93.9)
隊 合 部 潰 場 19 17 (895)
道 流 性 食 道 炎 66 61 (924)
Zollinger-Elison 症候群 3 3 (100)
計 1137 | 1034 (909)

数字は例数、( )内は%

なお、胃油施及び十二指腸潰瘍患者を対象とした二重家検比較対
暑試験の結末、本剤の有用性が認められている。
また、 1日 1 回30mgを8 週間経口投与することにより治癒と判定
された逆流性食道火の思者を対象に、さらに維震療法として1日
1 回15mgを24週間経口投与した二重家検比較対照試験の結果、本
剤の有用性が確認きれている。

(2②)俳びぴらん性置食道逆流症
非ぴらん性衣食道逆流症思者を対象に、 1 日 1 回15mgを経口投与
した二重盲検比較対照試験の粘果、投与開始後 4 週間での胸やけ
の無症状日数の割合(中央値)は本剤投与群で67.9(69例)、プラセ
ボ辞で42922 (72例)である。
なお、食道内酸逆流の高リスクである中高齢閉、肥満着、裂孔へ
ルニア所見ありのいずれにも該当しない加者における投与開始後
4 週間での胸やけの無症状日数の割合(中央値)は、本剤投与群で
37.5%% (20例)、プラモボ群で46.4% (24例)である。

(3③低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発
抑制*
低用量アスピリン(1 日1一324mg) の長期投与を必要とし、かつ胃
潰瘍又は十二指腸沖務の既往歴を有する患者を対象とした本剤群
(1 日 1 回15mg経口投与)と対隔若との二重盲検比較対照試験の結
米、中義析時におけるKaplan-Meier法により推定した治旋開交
361日時点の胃資瘍又は十二指腸潰狂の累積発症率は、本剤群95%
(95%信頼区間 : 0.00一23.96) 、対照群5772%(95%信頼区間 : 29.33
ー85.98)であり、対照天に対するハザード比は0.0793(95%信頼区
間 : 0.0239一0.2631) (logrank検定 : pく0.00001)であった。また、
最終解析時におけるKaplan-Meier法により推定した治療開始361日
時点の軸潰場又は十二指腸潰瘍の累積発症率は、 本剤群3.7%
(95%信頼区間 : 069一6.65)、対照群31.722 (95%信頼区間 : 23.86一
39.57) であり、対照群に対するハザード比は0.0989 (95労信頼区
間 : 0.0425一02300) (ogrank検定 : pゃぐ0.0001) であった。

ー 5 一

ー38-

100ゴ

80-

BOD ーー 本剤時 -~・ 対照斬
20

60-

率 5n-

40-

30- ーーーデアデーーー

20 デ

ーー
10』 /
Qn ュー
癌 91 181 271 381 451 54】 (日)

本剤知 (ns2t9) (ns189) (ns141) (na85】 tns28) (nc8)
対黙郡 (nszz7) {hm158) (naf111 (ns621 nami) (nm1)

初回処方朋からの期間

最装偽析時におけるKaplan-Meier法による再演導駐は十二指胸潰攻の

須積発症率

きらに、上記試験後非定検下で本剤を継送して、あるいは、対照
群を本剤に切り替えて、 1 日 1 回15mgを24週間経口投与した長期
継続投与試験において、第沖燈叉は十二指腸満拐の区間は級めち
れなかった。

※非ステロイド性抗炎症薬長期投与時の試験成績は含まれていない。

④非ステロイド性抗炎症薬投与時における置潰瘍又は十二指腸潰瘍

の再発抑制

敵節リウマチ、変形性関節症等の疫痛管理のために、俳ステロイ
ド性抗炎症薬の長期投与を必要とし、かつ四潰瘍叉は十二指腸潰
楊の既往歴を有する加者を対象とした本剤群( 1 日 1 回15mg経口投
立)と対照群との二重祝比較対冊就験の結果、TKaplan-Meier法に
より推定した治療開始36]日時点の胃潰瘍又は十二指腸渡得の累積
発症率は、本剤群12.7% (95%信頼区韻 : 5.85一19.59) 、対殴群
36.9%(95%信頼区間: 27.51一46.35)であり、対照に対するハザ
ード比は0.2510(95%信頼区間 : 0.1400一0.4499) (ogrank検定 ' pく
0.0001) であった。

1
100-

『 『 『 L 『 3 13 ま L記較
9 81 181 gr71 381 451 41 Ba1 721 (日)

剤群 (ps1e8) (ns】29) (nsBa) (nsB0) (ns57) (nag7) (pa19 (na1)
対購埋 (ns182) (na10zl (ns74] (nm62) (hm329 (na1B8 (hs5)

初回処方日からの期半

図 Kaplan-Meier法による胃潰瘍叉は十二指腸演間の牧積発症率

さらに、上記就験後非家検下で本剤を継続して、 1 日 1 回15mgを
24週間経口投与した長期雑続投与試験の結果、Kaplan-Meier法に
より推定した胃沖瘍又は十二指腸遺瘍の困叉発症率*は、二重吉検
比較対照試験の治療開始361日時点で14.42% (95%信頼区問 : 789一
20.85) 、631日時点で19.62 (95%信頼区同 : 11.10一28.05) であった。
※二重盲検比較対了照試験における本剤群のうち長期継続投与試験に移行
しなかった軸者、及び二重官検比対照試験における本剤群のうち長

期継続投与試験に移行 した恵者を合算して算出した。

(5)軒潰瘍又は十二指腸潰靖におけるヘリコバクター・ビロリ感染

へリコバクター・ピロリ陽往の胃濱瘍又は十二指腸濃瘍の皿者を
対象とした除歯の了臨床試験(ランソプラゾール、アモキシシリン水
和物及びクラリスロマイシンの 3剤投与)における除菌*率は表の
とおりである。

※培養法及び組織珍断法の結果がいずれも陰性。