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参考資料 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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非再発率の群間差"

1 回10mg ] 回10mg
1日1回 | 1H2回 人
投写52週後の| 448% 739% | 291 G89 393
非再甘率 | (73ン163例) | (119ン161例) | P<0001

a) 10mg 1 日 2 回-10mg 1 日 】 回、b) ァ*検定

注2) : ラペプラゾールナトリウム10mgノ日・20mg/日、ラン
ソプラゾール30mgノ日、オメプラゾール20mgノ日、エ
ソメプラゾール20mgグ日を8 週間以上投与後に未治癒
又は維持療法中に再発

2.非ぴらん性骨食道逆流症

3

非びらん性胃食道逆流症を対象に 1 日 1 回10mgを投与し
た二重定検比較試験 (投与期間: 4 週間) における胸や
け症状の完全消失率及び緩解率は、それぞれ436% (44
例プ101例)、55.49%% (56例/101例) であった。 (⑲⑰)
.低用量アスピリン投与時における表汗瘍又は十二指腸濱
瘍の再発抑制

低用量アスピリン(1 日81mg又は100mg) の長期投与を必
要とし、かつ骨潰瘍叉は十二指賜潰瘍の婚福歴を有する
患者を対象とした二重盲検比較試験の結果、 Kaplan-Meier
法により推定した投与24週間後の胃潰瘍又は十二指腸潰

瘍の累積再発率は下表のとおりであった。 (⑱)
1 日1回5mg | 1 日 1 回10mg 対照"
(150例) (151例)(151例)
| 表先例数 4 例 2例・ 32例
本人生の 28% 14% 217%
(95%信頼区問) (104.7.17) (0.35.551) | Q584, 2927)
守語に対する 011 005 _
(95%信頼区間)| OO04.031) (001.023)
アァ値" ヵぐ0001 ァぐ0001 ー

a) Kaplan-Meier法による推定、b) Log-rank検定、c) 対呈はテ

プレノン (1 回50mg 1 日 3回)

(%⑯)
0お -盾1日1回5mg
90】 -Gら- 1日1回10mg
801
701
了 60】
再 50】
迷 401
301
201 4
10】
01 店=ニュニニニーニーニーニーニー
0 12 24
At Risk 投与開始からの期間(週)
1日1回5mg 150 150 139
1日1回10mg 15 151 142
対乳 15} 151 114

4.

Kaplan-Meier法による胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の累積再発詩

さらに、投与24週以降、本剤を最大52山間継続投与した
場合 (累計で最大76週間投与)、Kaplan-Meier法により推.
定した胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の累馬再発率は、 1日 1
回 5 mgで8.7% (95%信頼区間 : 153. 864)、 1 日 1 回10mg
で22% (95%信頼区間 : 072, 675) であった。なお、
投与24週以降、対照群は本剤1日1回5mg又は1日1回
10mgに切り替えて、最大52週間継続投与した。

胃潰瘍又は十二指腸清瘍におけるヘリコバクター・ピロ
リの除の補助

へリコバクター・ピロリ陽性の胃潰瘍又は十二指腸潰間
の患者を対象とした国内の障床試験 (ラベプラゾールナ
トリウム、アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシ
ンの1日2回7日間経口投与) における除菌率は下表の
とおりである。 (⑲)

各薬剤の 回投与太 |投馬回数 区画字
肖漠導 に擬| 計
ラベプラゾールナトリウムょ10mg * 87796 | 833% 「 857%
了アモキンシリ ン水和物75Omg (力価)| 2 回/日 | (57例/ | (45例/ | (102例/
クラリスロマイシン200mg (旋価) 65例) | 54例) | 119例)
ラベプラゾールナトリウム10mg 89796 | 878% | 890%
アモキシシリン水和物75Omg (力作)| 2 回/日 | (61例/ | (36例/ | (97例/
クラリスロマイシン400mg (力価) 68例) | 41例) | 109例)

ーーテ

なお、海外で行われたへリコバクター・ピロリ陽性の皿
・十二指腸潰瘍等に対する除の臨床試験においても、
同程度の成績が得らちられている。
注) 各薬剤の投与量、及び投与期間は下記のとおりであり、
国内の承認用法・用量とは異なる 人人[用法・用量」 の項参
照)。
ラベプラゾールナトリウムとして1 回20mng、アモキシ
シリン水和物として 1 回i000mg (力価) 及びクラリスロ
マイシンとして 1 回500mg (力価) の3剤を1日2回、7
日間経口投与
また、プロトンボンプインヒビター (ランソプラゾール)、
了アモキシシリン水和物及びクラリスロマイシンの 3剤投
号によるへリコバクター・ピロリの除菌治療が不成功で
あったヘリコバクター・ピロリ陽性の胃潰瘍又は十二指
腸演瘍の患者を対象とした国内の検討 (ラベプラゾール
ナトリウム、アモキシシリン水和物及びメトロニダゾー
ルの1 日2回7 日間経口投与) における除菌率は82% (49
例プ60例) と報告きれている。 (⑳)

薬効薬理】

.作用機序

本剤は酸分泌細胞の酸性領域で活性体 (スルフェンアミ
F体) になり、プロトンポンプ (HH'、K"-ATPase) のSH
基を修飾して酢素活性を阻害し、酸分泌を抑制する。きさき
らに阻害された酵素活性の回復には、主に作用部位から
の薬物の消失あるいはグルタチオンによる活性体の消失
が関与しているものと考えられる。 その他、グルタチキオ
ンによって素活性が回復する可能性も推測きれる。

2.ヒトでの作用

(1)崩酸分泌抑制作用
健康成人男子におけるガストリン刺激酸分泌に対し、
1 日 1 回10mg投与、 } 日 1 回20mg投与でともに投与初
日から著明な抑制作用を示し、投与 1 日日及び7 日目
の酸分泌量の減少率は 1 日 1 回10mg投与で72一76 %、
90一96%、 1 日 1 回20mg投与で88一89%、99%である。

(@92)
(2)胃内pH上昇作用
健康成人男子における胃内pHに対し、1日1回5mg
投与、 1 日 1 回10mg投与、 1 日 1 回20mg投与でともに
著明な上昇作用を示し、投与5日目の24時間中にpH4
以上を示す時間の割合は 1 日 1 回5mg投与のEMFで46
%、PM*で63%、1 日 1 回10mg投与のEM*で58% 、PMま
で72%、 1 日 1 回20mg投写のBEM*で61%、PM*で76%
である。 (②)
※「薬物動態] 1.(1)の項参昭

3.動物での作用

(JH、KT-ATPase胃害作用 (訪yipo)
ブタ置粘膜より調製したH*、K*-ATPasseに対し、強
いゅ阻害作用を示す。 (@3@3)
(2胃酸分泌抑制作用
1)ウサギ摘出胃腺標本におけるジブプチリルサイクリッ
ク AMPE刺激に よる胃酸分泌を吉制する (訪7o) 。
(⑧)
2)慢性胃ろう管装着大におけるヒスタミン、ペンタガ
ストリン刺激胃酸分泌、並びにラットにおける基礎
胃酸分泌及びヒスタミン刺激胃酸分泌に対し強力な
抑制作用を示す。 (@⑥ぐ⑨@②)
イヌあるいはラットにおける胃酸分泌抑般作用の回
徹は、他のプロトンポンプ阻害剤に比較し速く、存
中がガストリンの上昇は少ない。 (⑥⑯⑨③)