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参考資料 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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4. 医学会・医会の見解及び褒点
1. OTC とすることの可否について
・OTC とすることは可 (日本消化器病学会)。
本楽の安全性について 14 日以内の短期使用であれば、特段注意すべき点はない。
有効性についても、短期間の症状改善を目的とするなら、大きな問題はない。
・OTC とすることは否 (日本臨床内科医会)。
肺炎、消化管一作用 (下痢)、肝障害、骨の脆弱化、血液障害等の副作用が懸念
されること、自覚症状の軽減により重大な疾患をマスクする可能性があること。

2. OTC とする際の留意事項について (剤師の助言も参考に、 一般使用者が自己判断可能な疾か等)
・ 効能及び効果については、 症状を生体として表現とすること。また、本楽の OTC と
して の位置付けは、短期間で改善する可能性のある軽症の逆流性食道炎や非びらん
性骨食道逆流症の患者の症状緩和とすること (日本消化器病学会)。
・抽与日数について、海外と同様に投与制限が必要であること (日本消化器病学会)。
・ 症状が改善しない場合に、医療機関を早めに受診できるような体制が整えられてい
ること (日本消化器病学会)。

3. その他
・ 逆流性食道炎の維持療法や非びらん性胃食道逆流症の患者では、低用量規格 (オメ

プラゾール : 10mg、ランソプラゾール : 1Smg、ラベプラゾール : 10mg) で有効性
が確立していることから、高用量規格(オメプラゾール : 20mg、ランソプラゾール :
30mg、ラベプラゾール : 20mg) は不要と考える。

5 . 参考資料一覧

1) タケプロンOD錠 医薬品インタビューフォーふ

2) 胃食道逆流症 (GERD) 診療ガイドライン, 日本消化器病学会編集

3) -胃食道逆流症 (GERD) 診療ガイドライン 2015 改訂第 2 版, 日本消化器病学会編集

4) 消化性潰瘍診療ガイドライン, 日本消化器病学会編集

$) 機能性消化管疾患診療ガイドライン 2014一機能性ディスペプシア (EFD), 日本消化
器病学会編集

く海外添付文書>
1) 米国 Prevacid 24 HR (GSK)

ー32一