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参考資料 (347 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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与する。
低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発
抑制
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投
与する。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリ
ン水和物として1回750mg
(力価)及びクラリスロマイシンとして
1回200mg
(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。な
お、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができ
る。
ただし、1回400mg
(力価)
1日2回を上限とする。
プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリ
スロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治
療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはエ
ソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1
回750mg
(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を
同時に1日2回、7日間経口投与する。
〈ネキシウムカプセル20mg〉
i
s
on症候群
胃潰瘍、十二指腸潰瘍、
吻合部潰瘍、
Zol
l
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nger
El
l
成人
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口
投与する。なお、
通常、
胃潰瘍、
吻合部潰瘍では8週間まで、
十二指
腸潰瘍では6週間までの投与とする。
小児
通常、体重20kg以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとし
て、症状に応じて1回10〜20mgを1日1回経口投与する。なお、
通常、胃潰瘍、吻合部潰瘍では8週間まで、十二指腸潰瘍では6週
間までの投与とする。
逆流性食道炎
成人
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口
投与する。なお、通常、
8週間までの投与とする。
さらに再発・再燃を繰り返す逆流性食道炎の維持療法において
は、
1回10〜20mgを1日1回経口投与する。
小児
通常、体重20kg以上の幼児及び小児にはエソメプラゾールとし
て、症状に応じて1回10〜20mgを1日1回経口投与する。なお、
通常、8週間までの投与とする。
非ステロイド性抗炎症薬投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍
の再発抑制
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投
与する。
低用量アスピリン投与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発
抑制
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mgを1日1回経口投
与する。
ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助
通常、成人にはエソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリ
ン水和物として1回750mg
(力価)及びクラリスロマイシンとして
1回200mg
(力価)の3剤を同時に1日2回、7日間経口投与する。な
お、クラリスロマイシンは、必要に応じて適宜増量することができ
る。
ただし、1回400mg
(力価)
1日2回を上限とする。
プロトンポンプインヒビター、アモキシシリン水和物及びクラリ
スロマイシンの3剤投与によるヘリコバクター・ピロリの除菌治
療が不成功の場合は、これに代わる治療として、通常、成人にはエ
ソメプラゾールとして1回20mg、アモキシシリン水和物として1
回750mg
(力価)及びメトロニダゾールとして1回250mgの3剤を
同時に1日2回、7日間経口投与する。

7.用法及び用量に関連する注意

〈非びらん性胃食道逆流症〉
7.
2 投与開始2週後を目安として効果を確認し、
症状の改善傾向が認
められない場合には、酸逆流以外の原因が考えられるため他の適
切な治療への変更を考慮すること。

8.重要な基本的注意
〈効能共通〉
8.
1 血液像、
肝機能、
腎機能等に注意すること。
〈逆流性食道炎〉
8.
2 逆流性食道炎の維持療法については、再発・再燃を繰り返す患
者に対し投与することとし、本来維持療法の必要のない患者に投
与することのないよう留意すること。また、維持療法中は定期的に
内視鏡検査を実施するなど観察を十分に行うことが望ましい。な
お、
次の事項に十分注意すること。
8.
2.
1 再発の既往歴、症状の程度等を考慮して維持療法の用量を選
択すること。
8.
2.
2 寛解状態が良好に保たれていると判断された場合は休薬又は
減量を考慮すること。
8.
2.
3 定期的に血液像、肝機能、腎機能等の検査を行うことが望まし
い。
〈非びらん性胃食道逆流症〉
8.
3 投与に際しては問診により胸やけ、胃液逆流感等の酸逆流症状
が繰り返し見られること(1週間あたり2日以上)を確認の上投与
すること。なお、本剤の投与が胃癌、食道癌等の悪性腫瘍及び他の
消化器疾患による症状を隠蔽することがあるので、内視鏡検査等
によりこれらの疾患でないことを確認すること。

9.特定の背景を有する患者に関する注意
9.
1 合併症・既往歴等のある患者
9.
1.
1 薬物過敏症の既往歴のある患者
9.
3 肝機能障害患者
肝代謝型であり、
血中濃度が高くなるおそれがある。
[16.
4参照]
9.
5 妊婦
妊婦又は妊娠している可能性のある女性には、治療上の有益性が
危険性を上回ると判断される場合にのみ投与すること。
9.
6 授乳婦
治療上の有益性及び母乳栄養の有益性を考慮し、授乳の継続又は
中止を検討すること。本剤のラセミ体であるオメプラゾールでの
動物実験(ラット経口5mg/kg)で、母乳中へ移行することが報告
されている。
9.
7 小児等
国内において、低出生体重児、新生児、乳児を対象とした臨床試験
は実施していない。
9.
8 高齢者
低用量から投与を開始すること。一般に肝機能、その他生理機能が
低下していることが多い。

10.相互作用
主として肝代謝酵素CYP2C19及び一部CYP3A4で代謝される。
また、胃酸分泌抑制作用により、併用薬剤の吸収を上昇又は低下さ
せることがある。
[16.
4参照]
10.
1 併用禁忌
(併用しないこと)
薬剤名等

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

アタザナビル硫酸塩
(レイアタッツ)
[2.
2参照]

アタザナビル硫酸塩の 本剤の胃酸分泌抑制作用
作用を減弱するおそれ によりアタザナビル硫酸
がある。
塩の溶解性が低下し、アタ
ザナビルの血中濃度が低
下することがある。

リルピビリン塩酸塩
(エジュラント)
[2.
2参照]

リルピビリン塩酸塩の 本剤の胃酸分泌抑制作用
作用を減弱するおそれ によりリルピビリン塩酸
がある。
塩の吸収が低下し、リルピ
ビリンの血中濃度が低下
することがある。

〈逆流性食道炎〉
7.
1 1日10mgの維持療法で再発が認められた場合は1日20mgで再
治療を行うこと。ただし、1日20mgの維持療法で再発が認められ
た場合、あるいは予期せぬ体重減少、吐血、嚥下障害等の症状が認
められた場合は、改めて内視鏡検査等を行い、その結果に基づいて
他の適切な治療法に切り替えることを考慮すること。

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