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参考資料 (290 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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第4回の評価検討会議において、日本臨床内科医会よりPPIの使用による胃がんの発生率の増加、急性腎障害や慢性腎
臓病の増加及び骨の脆弱化に関する研究結果が報告されている旨のご意見があった。また、会議終了後に日本臨床内科
医会よりPPIのリスクに関する以下の文献が提出された。

<日本臨床内科医会より提出されたPPIのリスクに関する文献>
1. 胃がん発生の増加に関する文献(Ahn JS et al. World J Gastroenterol 19 : 2560-2568, 2013)
【概要】
 H.Pylori除菌が積極的に始まる前の1990年代の11の観察研究(H2 Blocker(以下、H2B)が7研究、H2B+Proton
Pump Inhibitor(以下、PPI)が4 研究)のメタアナリシス
 観察期間は2~13年で、H2B またはPPIが長期投与された場合、H2BはOdds ratio(以下、OR)=1.40(95%
Confidence Interval(以下、CI):1.24-1.59)、PPIはOR=1.39(95%CI:1.19-1.64)と、いずれの薬剤も胃がんリス
クが増加したとの結果
2. 腎障害に関する文献(①Lazarus et al. JAMA Inter Med: 176, 238-246, 2016、②Klatte DCF et al.
Gasteroenterology 153: 702-710, 2017)
① 【概要】
 米国で実施されたコホート研究
 PPIの使用は、慢性腎臓病の発現と関連していたとの結果(調整後Hazard ratio(以下、HR)1.50, 95%CI 1.141.96)

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