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参考資料 (348 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
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11.
1.
8低ナトリウム血症
(頻度不明)
11.
1.
9錯乱状態
(頻度不明)
錯乱、
激越、
攻撃性、
幻覚等があらわれることがある。
11.
1.
10視力障害
(頻度不明)
*11.
2 その他の副作用
〈胃潰瘍、十二指腸潰瘍、吻合部潰瘍、逆流性食道炎、非びらん性胃食
道逆流症、
Zol
l
i
nger
El
l
i
s
on症候群、
非ステロイド性抗炎症薬投与時
における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制、低用量アスピリン投
与時における胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の再発抑制〉

10.
2 併用注意
(併用に注意すること)
薬剤名等
ジアゼパム
フェニトイン
シロスタゾール
[16.
7.
1参照]
ワルファリン
[16.
7.
1参照]

臨床症状・措置方法

機序・危険因子

これらの薬剤の作用を 本 剤 は 主 に 肝 臓 の チ ト ク
ロームP450系薬物代謝酵素
増強することがある。
CYP2C19で代謝されるた
め、本剤と同じ代謝酵素で代
抗凝血作用を増強し、出 謝される薬物の代謝、排泄を
血に至るおそれがある。 遅延させるおそれがある。
プロトロンビン時間国
際標準比(I
NR)値等の
血液凝固能の変動に十
分注意しながら投与す
ること。

1〜5%未満

タクロリムス水和 タクロリムスの作用を 相互作用の機序は不明であ
る。

増強することがある。
メトトレキサート 高 用 量 の メ ト ト レ キ これらの薬剤の血中濃度が
サートを投与する場合 上昇することがある。

ジゴキシン
メチルジゴキシン

これらの薬剤の作用を
チロシンキナーゼ 減弱することがある。
阻害剤
ゲフィチニブ
ニロチニブ
エルロチニブ
イトラコナゾール

ボリコナゾール

腹 痛 、下 痢 、嘔 吐 、便 鼓腸、悪心、顕微鏡的大
秘、口内炎、カンジダ 腸 炎( col
l
agenous
症、
口渇
col
i
t
i
s、l
ymphocyt
i
c
col
i
t
i
s

肝酵素上昇
白血球数減少

精神神経系

*

本剤の胃酸分泌抑制作用に
よりこれらの薬剤の溶解性
が低下し、これらの薬剤の血
中濃度が低下することがあ
る。

頭痛、錯感覚、傾眠、浮 不眠症、
うつ病
動性めまい

その他

CK上昇、回転性めま 脱毛症、関節痛、筋痛、
い、女性化乳房、味覚 霧視、倦怠感、多汗症、
障害
筋 力 低 下 、低 マ グ ネ シ
ウ ム 血 症( 低 カ ル シ ウ
ム 血 症 、低 カ リ ウ ム 血
症を伴うことがある)、
末梢性浮腫

頻度は成人を対象としたカプセル剤の臨床試験(初回承認時及びアジア共同
第I
I
I
相比較試験)
に基づき算出している。

本剤の作用を増強する 本剤のCmax及びAUCが増
ことがある。
加するおそれがある。ボリコ
ナゾールは本剤の代謝酵素
(CYP2C19及びCYP3A4)
を阻害することが考えられ
る。

〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉
副作用の頻度については、胃潰瘍又は十二指腸潰瘍における、本剤
のラセミ体のオメプラゾール、アモキシシリン水和物及びクラリ
スロマイシンの3剤投与の成績に基づく。
5%以上
過敏症

ネルフィナビルメ ネルフィナビルの作用 相互作用の機序は不明であ
シル酸塩
を減弱することがある。 る。
ネルフィナビルの血中濃度
が低下することがある。
セイヨウオトギリ 本剤の作用を減弱する
ソ ウ( St
.J
ohn'
s ことがある。
W ort、セ ン ト ・
ジョーンズ・ワー
ト)
含有食品

消化器

血液

これらの薬剤の作用を 本剤の胃酸分泌抑制作用に
増強することがある。
よりジゴキシンの加水分解
が抑制され、ジゴキシンの血
中濃度が上昇することがあ
る。

頻度不明

発疹、皮膚炎、そう痒 光線過敏、
多形紅斑
症、
蕁麻疹

肝臓

は、一時的に本剤の投与
を中止することを考慮
すること。

1%未満

過敏症

消化器

セイヨウオトギリソウが本
剤の代謝酵素(CYP2C19及
びCYP3A4)を誘導し、本剤
の代謝が促進され血中濃度
が低下することが考えられ
る。

次の副作用があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常
が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこ
と。
11.
1 重大な副作用
11.
1.
1ショック、アナフィラキシー
(いずれも頻度不明)
ショック、アナフィラキシー(血管浮腫、気管支痙攣等)があらわれ
ることがある。
11.
1.
2汎血球減少症、無顆粒球症、溶血性貧血(いずれも頻度不明)、
血小板減少(1%未満)
11.
1.
3劇症肝炎、肝機能障害、
黄疸、
肝不全
(いずれも頻度不明)
cEpi
der
malNecr
ol
ysi
s:
11.
1.
4中毒性表皮壊死融解症(Toxi
TEN)、皮膚粘膜眼症候群(St
evensJohnson症候群)
(いずれも頻
度不明)
11.
1.
5間質性肺炎(頻度不明)
咳嗽、呼吸困難、発熱、肺音の異常(捻髪音)等が認められた場合に
は、速やかに胸部X線、胸部CT等の検査を実施すること。間質性肺
炎が疑われた場合には投与を中止し、副腎皮質ホルモン剤の投与
等の適切な処置を行うこと。
11.
1.
6間質性腎炎、急性腎障害
(いずれも頻度不明)
腎機能検査値(BUN、
クレアチニン等)
に注意すること。
11.
1.
7横紋筋融解症(頻度不明)
筋肉痛、脱力感、CK上昇、血中及び尿中ミオグロビン上昇等があら
われることがある。

1%未満注)

発疹
下痢・軟便
(33.
4%)

味覚異常
(10.
5%)

肝臓

11.副作用

1〜5%未満

口内炎、腹痛、 舌炎、
口渇、
十二指腸炎
食道炎、悪心、
腹部膨満感、便

AST上昇

肝 機 能 異 常 、ALT上 昇 、
Al
P上昇、ビリルビン上
昇、
LDH上昇

血液

好酸球数増多、血小板数減
少、貧血、白血球数増多、白
血球分画異常

精神神経系

頭痛、しびれ感、めまい、睡
眠障害

その他

尿糖陽性

尿蛋白陽性、尿酸上昇、総
コレステロール上昇、QT
延長、発熱、倦怠感、カンジ
ダ症、
動悸、
霧視

注)
頻度不明を含む。

12.臨床検査結果に及ぼす影響
〈ヘリコバクター・ピロリの除菌の補助〉
エソメプラゾール等のプロトンポンプインヒビターやアモキシシ
リン水和物、クラリスロマイシン等の抗生物質及びメトロニダ
ゾールの服用中や投与終了直後では、13C尿素呼気試験の判定が
尿素呼気試験による除菌判
偽陰性になる可能性があるため、13C定を行う場合には、
これらの薬剤の投与終了後4週以降の時点で実
施することが望ましい。

14.適用上の注意
14.
1 薬剤交付時の注意
PTP包装の薬剤はPTPシートから取り出して服用するよう指導
すること。PTPシートの誤飲により、硬い鋭角部が食道粘膜へ刺入
し、更には穿孔をおこして縦隔洞炎等の重篤な合併症を併発する
ことがある。

−3−