よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料 (51 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000198111_00025.html
出典情報 医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議(第27回 3/12)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

4. 医学会・医会の見解及び座点

1. OTC とすることの可告について
・OTC とすることは可 (日本消化如病学会)。
y 本薬の安全性について 14 日以内の短期使用であれば、特段注意すべき点はない。
有効性についても、短期間の症状改善を目的とするなら、大きな問題はない。
・OTC とすることは否 (日本了臨床内科医会)。
肺炎、消化管副作用 (下痢)、肝障害、骨の脆弱化、血液障害等の副作用が懸念
されること、自覚症状の軽減により重大な疾患をマィスクする可能性があること。

2. OTC とする際の留意事項について (薬剤師の助言も参考に、一般使用者が自己判断可能な疾吊か等)
・ 効能及び効果については、 症状を主体として表現とすること。また、本薬の OTC と
しての位置付けは、短期間で改善する可能性のある軽症の逆流性食道炎や非びらん
性胃食道逆流症の患者の症状緩和とすること (日本消化器病学会)。
・ 投与日数について、海外と同様に投与制限が必要であること (日本消化器病学会)。
・ 症状が改善しない場合に、医療機関や早めに受診できるような体制が整えられてい
ること (日本消化器病学会)。

3. その他
・ 逆流性食道炎の維持療法や非びらん性骨食道逆流症の患者では、低用基規格 (オメ
プラゾール : 10mge、ランソプラゾール : 15mg、ララベプラゾール : 10mg) で有効性
が確立していることから、高用量規格(オメプラゾール: 20mg、 ランソプラゾール :
_30mg、ラベプラゾール : 20mg) は不要と考える。

5. 参考資料一覧

1) パリエット錠 医薬品インタビューフォーム

2) 胃食道逆流症 (GERD) 診療ガイドライン, 日本消化器病学会編集

3) 胃食道逆流症 (GERD) 診療ガイドライン 2013 改訂第 2 版, 日本消化器病学会編集

4) 消化性潰瘍診療ガイドライン, 日本消化器病学会編集

$) 機能性消化管疾患診療ガイドライン 2014一機能性ディスペプシア (FD), 日本消化器
病学会編集 [

ぐ海外添付文書>
1) 国 PARIET10 Tablets (Janssen-cilag)

ー48-