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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (102 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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プロジェクト名

ゲノム・データ基盤プロジェクト、疾患基礎研究プロジェクト

研究事業名

女性の健康の包括的支援実用化研究事業

主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

健康局健康課
ゲノム・データ基盤事業部・医療技術研究開発課
なし

当初予算額(千円)

令和2年度
138,242



令和3年度
141,611

令和4年度
149,695

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
「第5次男女共同参画基本計画」(令和2年 12 月 25 日閣議決定)第2部Ⅱ第7分野
に記載の通り、近年は、女性の就業等の増加、生涯出産数の減少による月経回数の増加、
晩婚化等による初産年齢の上昇、平均寿命の伸長など様々な要因により女性の健康を脅
かす疾病構造が変化している。また人生 100 年時代を見据え、更なる女性の活躍や健康
寿命の延伸のために、治療方法に関する周知も含め、更年期前後からの健康支援が重要
である。そのため、国民のヘルスリテラシー(健康について最低限知っておくべき知識)
を向上させるとともに、年代ごとの課題や健康を阻害する社会的要因への対応等、近年
の女性の健康に関わる問題変化に応じた支援が必要である。
これらを踏まえて、女性の身体的・精神的な健康及び女性医療に関する調査・研究を
進め、女性の健康を脅かす社会的問題の解決を含めた包括的な健康支援施策の推進が求
められている。
【事業目標】
女性の健康に関する課題解決を目標とし、人生の各段階に応じてその心身の状況が大
きく変化する女性の生涯を通じた健康や疾患について、心身における性差も加味し、か
つライフステージの軸で多面的に包括的にとらえ、エビデンスに基づく「予防/診断/
治療/予後・QOL」についての研究開発と、その実用化を推進する。
【研究のスコープ】
・女性特有の疾病に関する疫学・臨床・基礎研究
・男女共通課題のうち特に女性の健康に資する疫学・臨床・基礎研究
【期待されるアウトプット】
本事業においては、女性特有の疾患の予防法等の開発や性差に着目した診断、治療法
等の開発に向けて、エビデンスの創出から実用化に向けた研究を重点的に取り組んでい
る。
<ゲノム・データ基盤 PJ>
・研究成果の科学誌(IF5以上)への論文掲載件数 20 件
・新たな疾患発症メカニズム解明の件数 1件
・研究成果の科学誌(IF5未満等の他の科学誌)への論文掲載状況(管理目標)
<疾患基礎研究 PJ>
・研究成果の科学誌(IF5未満等の他の科学誌)への論文掲載状況(管理目標)
【期待されるアウトカム】
女性の健康や疾患についての問題を、心身における性差も加味し、かつライフステー
ジの軸で多面的に捉えた研究開発とその実用化を推進することで、女性がより良い生涯
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