資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (98 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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実用化に向けた取組
【ゲノム・データ基盤 PJ】
「慢性腎臓病を合併した冠動脈疾患ベリーハイリスク患者の心血管イベント抑制を目
的とした冠動脈 MR プラークイメージングの有効性を検証する多施設前向き無作為化対
照試験」
(令和3〜5年度:継続)において、心血管イベント抑制のための画像診断法と
して非造影 MR プラークイメージングの有用性を示し、新規診断法の確立し、ガイドラ
インへの収載を目指す。
「ダイナミック・コンセントを実装する先進的糖尿病デジタルデバイスの開発研究」
(令和3〜5年度:継続)において、画期的同意取得法として帯端末を用いた電子同意
取得を実用化する取組を進める。
「生活習慣病領域におけるデータの利活用のための研究」
(新規)において、ICT 等によ
るデータを保健師が活用し、自治体・企業等が利用可能なプラットフォーム基盤の整備・
開発を進める。
【疾患基礎研究 PJ】
「心不全が不治であることの病態解明と治療標的の同定」
(令和3〜5年度:継続)に
おいて、新しい心不全治療法として造血システムに対する治療標的を同定し、実用化に
むけた基盤を構築する。
「運動効果模倣薬の開発を目指した運動による生活習慣病改善機構の解析」
(令和3〜
5年度:継続)において、メカノセンサーが骨格筋リモデリングと代謝改善に及ぼすメ
カニズムの解明し、運動効果模倣薬の非臨床 POC の取得と新規治療薬開発につなげる。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画】(令和4年6月7日閣議決定)
Ⅲ.新しい資本主義に向けた計画的な重点投資
1.人への分配と投資
(4)子供・現役世代・高齢者まで幅広い世代の活躍を応援
(予防・重症化予防・健康づくりの推進)
・2024 年度の次期国民健康づくり運動プランの開始に向けて、2023 年度の地方公共団
体の健康増進計画の策定・公表を支援する。
4.GX 及び DX への投資
(2)DX への投資
(医療の DX)
・マイナポータル等を通じた個人の健診・検診情報の提供として、
「データヘルス改革
に関する工程表」に基づき、学校健診及び 40 歳未満の事業主健診情報の提供を 2023
年度までに進める。
・質の高い PHR サービスの創出のため、データの標準化やポータビリティ・セキュリテ
ィの確保に向けたガイドラインの策定等を行う事業者団体の 2023 年度早期での設立
を支援する。
【経済財政運営と改革の基本方針 2022】(令和4年6月7日閣議決定)
第4章 中長期の経済財政運営
2.持続可能な社会保障制度の構築
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