資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (110 ページ)
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公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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医薬品プロジェクト、ゲノム・データ基盤プロジェクト
疾患基礎研究プロジェクト
研究事業名
免疫アレルギー疾患実用化研究事業
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名
健康局 がん・疾病対策課
疾患基礎研究事業部 疾患基礎研究課、創薬事業部 医薬品研究開
発課、ゲノム・データ基盤事業部 医療技術研究開発課
なし
当初予算額(千円)
令和2年度
662,133
Ⅰ
令和3年度
678,267
令和4年度
716,989
実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
本事業は、アレルギー疾患(アレルギー疾患:気管支ぜん息、アトピー性皮膚炎、ア
レルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎、花粉症、食物アレルギー、その他アレルゲンに
起因する人体に有害な局所的または全身的反応に関わる疾患)、免疫疾患(関節リウマ
チや皮膚・粘膜臓器(腸管、気管、生殖器等)の異常に起因する疾患等)を対象とする。
現状、免疫アレルギー疾患を有する患者は国民の半数以上に上り、増加傾向にあると
される。免疫アレルギー疾患の病態は十分に解明されておらず、予防的な治療法、根治
的な治療法も確立されておらず、罹患患者の長期的な QOL 低下を招いている。
アレルギー疾患については、平成 26 年に「アレルギー疾患対策基本法」が成立し、
平成 29 年に「アレルギー疾患対策の推進に関する基本的な指針」
(以下、基本指針)が
策定され、令和4年3月に一部改正された。基本指針の中で、研究については、アレル
ギー疾患の本態解明、革新的なアレルギー疾患の治療に関する方法の開発に資する研究
を促進するとともに、成果が活用されるよう必要な施策を講じることとされている。ま
た免疫アレルギー疾患研究の総合的な推進を目指して、平成 31 年1月に発出された「免
疫アレルギー疾患研究 10 か年戦略」(以下、10 か年戦略)では、①免疫アレルギー疾
患の本態解明、②本領域研究の効果的な推進と評価に関する横断的な研究、③免疫アレ
ルギー疾患に特徴的であるライフステージ等の特性に注目した研究戦略が策定され、10
年後を見据えた目標が設定されている。10 か年戦略では、産学官民の連携と患者の参画
に基づいて、免疫アレルギー疾患に関して「発症予防・重症化予防による QOL 改善」と
「防ぎ得る死の根絶」のために、「疾患活動性や生活満足度の見える化」や「病態の見
える化に基づく層別化医療及び予防的・先制的医療の実現」を通じて、ライフステージ
に応じて、安心して生活できる社会を構築することを目指している。
【事業目標】
本事業は、厚生労働科学研究と連携しながら、10 か年戦略の中で特に戦略1「本態解
明」と戦略3「疾患特性」において必要な研究開発を推進する。具体的には、免疫アレ
ルギー疾患の病因・病態の解明等に関する研究や予防、診断及び治療法に関する質の高
い基礎的研究に立脚した「成果やシーズ」を着実に実用化プロセスに移行して、創薬、
医療技術、医療機器等の研究開発等を促進する。
【研究のスコープ】
【医薬品プロジェクト】
・重症/難治性/治療抵抗性免疫アレルギー疾患に対する治療薬の実用化に関する開発研
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