資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (69 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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トワーク構築に関する研究」
インフルエンザ、結核、薬剤耐性菌について、各国 CDC 機関等との連携および情報
共有ネットワークの構築を推進し、感染病理分野で先進的な知見・技術を有する欧米
の諸外国との連携・協力を進めるとともに、現に感染症例を有するアジア地域を中心
とした国々との協力を進めることで、日本の感染症水際対策に大きく貢献する。
<新規課題>
○「重点感染症に対応可能な治療薬等の開発に資する研究」、
「薬剤耐性(AMR)に対す
る新規治療法の開発研究」、「国内での市中感染が認められる感染症に対する予防・
診断・治療法の開発研究」について、2(2)に記載した成果を得ることにより、
感染症対策を総合的に推進し、国民の健康を守ることへの貢献が期待される。
Ⅱ
参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画】(令和4年6月7日閣議決定)
Ⅲ.新しい資本主義に向けた計画的な重点投資
2.科学技術・イノベーションへの重点的投資
(4)再生・細胞医療・遺伝子治療等
③治療薬・ワクチンの開発
世界的に医薬品市場が成長を続ける中、我が国においても、創薬を成長産業とすべく
取組を進める。特に、今後の感染症危機に備えるため、治療薬やワクチンの開発に取り
組む。
【フォローアップ】(令和4年6月7日閣議決定)
Ⅲ.新しい資本主義に向けた計画的な重点投資
2.科学技術・イノベーションへの重点的投資
(4)再生・細胞医療・遺伝子治療等
・新型コロナウイルス感染症を含めた新興・再興感染症への対応として、以下の取組な
どにより、検査体制・治療体制や治療薬・ワクチン等の開発、情報収集及び人材育成
を抜本的に強化する。
−「ワクチン開発・生産体制強化戦略」
(令和3年6月1日閣議決定)に基づき、今後の
パンデミックに備えてワクチンを研究・開発するため、日本医療研究開発機構(AMED)
の基金等により、新たな創薬手法による産学官の出口を見据えた研究開発支援や世界
トップレベルの研究開発拠点形成等を、2022 年秋までに開始する。あわせて、これら
を関係省庁・機関で密接に連携して行うため、先進的研究開発戦略センター(SCARDA)
で国内外の情報収集・分析を行い、ワクチン研究開発・実用化全体を俯瞰した研究開
発支援の方向性を決定する。
−今後のパンデミックに備える上で特別な医薬品開発・確保が必要となる感染症(重点
感染症)リストを国内外における流行状況や最新の知見に基づき継続的に更新すると
ともに、感染症治療薬等の研究開発やワクチンの実証的な研究を戦略的に支援する。
−全国の協力医療機関から臨床情報や血液などの検体を収集するデータバンク(新興・
再興感染症データバンク事業ナショナル・リポジトリ)での研究機関への本格的な情
報提供を 2022 年度に開始する。
・
(前略)
「国際的に脅威となる感染症対策の強化に関する基本計画」及び「薬剤耐性(AMR)
対策アクションプラン」を 2022 年度末までを目途に早期に改定するとともに、ワン
ヘルスアプローチを考慮しつつ、AMR 対策など国際的に脅威となる感染症に対して政
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