資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (149 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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ゲノム・データ基盤プロジェクト
研究事業名
メディカルアーツ研究事業
主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名
大臣官房厚生科学課
ゲノム・データ基盤事業部医療技術研究開発課
無し
当初予算額(千円)
令和2年度
50,000
令和3年度
50,000
令和4年度
48,663
Ⅰ
実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
革新的な医薬品・医療機器を医療現場へ効果的に導入するためには、従来の医薬品・
医療機器の開発に加え、当該医療機器等の性能等を十分に発揮する手技等を分析し、そ
の結果を踏まえた新たな医療技術を開発する必要がある。
また、これまで医療者の知識や経験に頼りがちであった、手術の手技、移植技術、患
者の状況を判断して行う診断などの無形の医療技術や、その個別の診断法、治療法、分
析法等の体系的な組合せを伴うシステム※の開発が求められている。
※
医療の有効性、安全性、効率性のための技術又はシステム
【事業目標】
医療の改革・新技術の創出につながる医療技術に関する知見を獲得し、医療技術のノ
ウハウのデータ化と定量的評価にかかる研究開発の推進、及びその成果の社会実装によ
り、医療に関する総合的な技術力の向上を図り、健康寿命の延伸、超高齢化社会の課題
克服を目指す。
【研究のスコープ】
より効果的な(あるいは新たな)手術方法等の研究
外科領域において、医療者の知識や経験に基づいて実施されている手術手技や術中管
理等の技術を定量化し、統計的手法等を用いた評価及び検証を行うとともに体系化する
ことにより、手術等の最適なアルゴリズムやエビデンスに基づいた革新的な技術を構築
する。
【期待されるアウトプット】
・IF5以上の科学誌への論文掲載を3本以上
・非臨床 POC の取得件数1件以上
【期待されるアウトカム】
・シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 2件以上
(2)これまでの研究成果の概要
本研究事業は令和2年9月より開始し、日本眼科 AI 学会、日本内視鏡外科学会など
の関連学会と提携して、多施設共同研究を実施し、手術手法の定量化に必要なデータの
蓄積を行った。また、アノテーションや動画学習モデル開発が開始された(令和2〜4
年度(4課題)、令和3〜5年度(1課題))。
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