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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (60 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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○災害時における身体及び知的障害児・者の避難及び避難先での生活・健康維持に関す
る支援方法の開発と実用化促進
・災害時に生活機能と健康状態の維持に多様な人的・物的支援が必要な身体障害者への
支援計画の策定は喫緊の課題である。特に地域でのボトムアップ型の個別支援手法の
確立と共に、行政データを活用したトップダウン型の支援プロセスの提案と実証を推
進する。
○臨床知見に着眼した感覚器障害の医療・支援の質的向上を実現する診断・治療の最適
化・層別化研究、並びに病態生理・メカニズムに関する研究
・医療の発展に伴い、同じ感覚器障害の中でもその特徴や効果的な治療・リハビリ法は
必ずしも同一ではない。そのためリハビリや治療における層別化・個別化を図り、個々
に適切な医療を提供することが不可欠である。また、層別化や個別化を示す知見から、
重症化予防や進行抑制を積極的に推し進める研究開発も推進する。
○災害時における感覚器障害者の援助要請手段と効果的な支援提供を実現する双方向
連携システムの開発と社会実装にむけた効果検証
・障害者が生活場面において、容易に援助要請できる手段と、支援者が要請に応じて効
果的な支援を提供できる、ICT 等を駆使した双方向性の情報連携システムとともに、
移動手段の確保なども一体化した支援システムの開発を早急に行う必要がある。特に
独居生活や高齢家族との生活環境下にある障害者においても容易に利用可能な、汎用
性のあるシステムを開発し、実用化を促進する。
(2)新規研究課題として推進するもの
○自立生活を可能にするような住居支援及び能動的に社会参加することの出来る就労
マッチング支援手法の開発のための研究
・障害者家族の高齢化を見据え、独居やグループホーム等で実際に自立生活を可能にす
るような支援手法を開発する必要がある。また障害特性に合わせて特技や経験を活か
す仕事を障害者が主体的に選択し、体調に合わせた働き方により能動的に社会参加す
ることができる就労マッチング支援手法の開発も重要である。これらを開発・検証す
ることにより、実用化を促進する。
○軽度・中等度の難聴児に対する効果的な補聴器の適応のための研究
・軽度・中等度難聴児の療育における補聴器の有用性及び効果的な適応については、科
学的根拠が十分に明らかにされていないため、補聴器適応に関するガイドライン開発
に資する研究を促進する。
(3)令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
○災害時における身体及び知的障害児・者の避難及び避難先での生活・健康維持に関す
る支援方法の開発と実用化促進
・災害時における身体及び知的障害児・者の避難支援、及び、避難先の環境下において、
生活・健康維持を図るための具体的な支援方法を開発・検証し、実用化を促進する。
○臨床知見に着眼した感覚器障害の医療・支援の質的向上を実現する診断・治療の最適
化・層別化研究、並びに病態生理・メカニズムに関する研究
・リハビリや治療における層別化・個別化を図り、個々に適切な医療を提供する。また、
層別化や個別化を示す知見から、新たな病態生理を明らかにし、重症化予防や進行抑
制を促進する。
○災害時における感覚器障害者の援助要請手段と効果的な支援提供を実現する双方向
連携システムの開発と社会実装にむけた効果検証
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