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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (64 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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ウェルシュ菌毒素ならびにコレラ毒素の検出用の抗体の特許申請(令和3年 10
月6日ならびに令和4年1月 17 日)、ならびに志賀毒素、カンピロバクター、
サルモネラに対する抗体ライブラリーを樹立した。
・ノロウイルスワクチン及び経鼻インフルエンザワクチンに関する臨床研究及び治験の
実施並びに薬事承認の申請
ノロウイルスワクチンについては、ウイルス様粒子(VLP)を用いた新規ナノゲ
ル経鼻ワクチンを開発し、動物実験にて中和効果を確認した(継続中)。
経鼻インフルエンザワクチンについては、令和元年度に健康成人及び青少年を
対象とした企業治験(第3相)が完了し、令和 3 年度に健康小児を対象とした
企業治験(第2相)が完了し、現在健康小児を対象とした第3相を計画中である
(AMED 支援分は終了)。
ワクチンの実用化及び予防接種の評価エボラウイルスワクチンについては、医
師主導治験(第1相)が完了した(継続中)。
新規組換え BCG ワクチンを開発し、動物実験にて免疫誘導および防御効果を確
認した(令和3年度終了)。
副反応を軽減したおたふくかぜワクチンを開発し、特許出願した(支援終了)。
多剤耐性結核 DNA ワクチンを開発し、医師主導治験(第1相)を実施した(継
続中)。
細胞培養インフルエンザワクチンの特定臨床研究を実施した(令和元年度終了)
・新たな抗菌薬・抗ウイルス薬および診断薬等の開発
超多剤耐性グラム陰性菌に対する新規抗菌化合物を天然物由来ライブラリーか
ら選定し、高い有効性を示す化合物を見出した(継続中)。
ノロウイルスに対しては高い有効性を有するリード化合物を見いだし、用途特
許出願を行った。誘導体合成展開に向けて薬剤の作用機序を解析中である(継
続中)。
バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の小腸定着を阻害する新規化合物を見出した
(継続中)。
次世代シーケンサを活用することにより、核酸クロマトグラフィ―による簡便
な鑑別方法による抗酸菌の診断方法を確立した(継続中)。
H. suis がヒトに感染し、胃疾患を引き起こすことを見出した(継続中)。
SFTSV に対するモノクローナル抗体を用いたイムノクロマトによる SFTSV 抗原
検出法を開発し、その感度、特異性の検討を行った(継続中)。
ウイルス性の一類感染症全般とニパウイルス感染症について、地方衛生研究所
で実施可能な迅速な病原体検出法の確立を行った(継続中)。
iPS 細胞を用いた感染症創薬開発用の培養分化細胞方法を樹立した(令和3年
度終了)。
・WHO、諸外国と連携したポリオ、麻疹などの感染症の根絶・排除の達成(結核について
は 2050 年までの達成目標)
ポリオの根絶に資する研究の一環として、マイクロニードルを利用した、貼る
ポリオワクチンの試作品を作成し、中和抗体誘導を検討し、一部の抗原におい
て、十分な中和抗体誘導獲得を目指し製剤方法を改良した(継続中)。
結核低まん延化に資する研究の一環として結核 DNA ワクチンの医師主導治験を
実施した(継続中)。
質・規模ともに世界的に類をみない優位性の高い結核菌ゲノムデータベース
(GReAT)を構築し、国内外の多剤耐性結核を含む結核菌について薬剤感受性等
の情報を含む全ゲノム配列情報の登録を行った。更に、国内外の多剤耐性結核
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