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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (148 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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【統合イノベーション戦略 2022】(令和4年6月3日閣議決定)
(3)先端科学技術の戦略的な推進
① 重要技術の国家戦略の推進と国家的重要課題への対応
(戦略的に取り組むべき基盤技術)
AI技術
「AI戦略 2019」のフォローアップを経て更新された「AI戦略 2021」に基づき、
関係府省が連携し、教育改革、研究体制の再構築、社会実装、データ関連基盤整備、
倫理等に関する各施策を着実に推進してきた。その成果の上に立ち、より良い社会経
済や国民生活を早期に実現・実感できるよう、AIの社会実装の推進強化に加え、首
都直下地震、南海トラフ地震等の大規模地震や富士山も含む大規模火山噴火、気候変
動等の影響により激甚化・頻発化する大雨といった大規模災害等、差し迫った危機へ
の対処に重きを置いた「AI戦略 2022」を 2022 年4月に策定した。同戦略に基づき、
以下の方針に沿った取組を重点的に推進する。なお、AIに関しては、経済安全保障
の観点からの取組も始まることを踏まえ、政府全体として効果的な重点化が図られる
よう、関係施策の調整を行っていく。

AIの社会実装の更なる推進のため、画像認識、自然言語処理等での広範かつ効
果的な活用が期待されるディープラーニングを重要分野として位置付け、企業に
よる実装を念頭に置きつつ、AIの信頼性向上、AI利活用を支えるデータの充
実、AIを巡る人材や技術情報、データ取扱いルール等の追加的な環境整備、政
府におけるAI利活用の推進、我が国が強みを有する分野とAIとの融合に力点
を置いて取り組む。
【健康・医療戦略】(令和2年3月 27 日閣議決定)
4.2.健康長寿社会の形成に資する新産業創出及び国際展開の促進等
4.2.1.新産業創出
(1)公的保険外のヘルスケア産業の促進等
○適正なサービス提供のための環境整備
(イノベーションの社会実装)」
・ICT、AI、ロボットなどの新たな技術の医療・介護現場への導入やヘルスケアサービ
スへの実装を図る。(総、文、◎厚、経)


他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
厚生労働科学研究「臨床研究等 ICT 基盤構築・人工知能実装研究事業」は医療の質の
向上、均てん化等の政策的課題に対応している。一方で、AMED 研究は恒常的にデータを
利活用するための基盤を構築・活用しながら新規の製品・サービスの社会実装を目指す
ものである。また、データ収集体制の一部については、省内関係部局・課室の事業と連
携し、互いの研究に活用することを想定している。

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