よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (116 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

5) 疾患基礎研究プロジェクト
医療分野の研究開発への応用を目指し、脳機能、免疫、老化等の生命現象の機能
解明や、様々な疾患を対象にした疾患メカニズムの解明等のための基礎的な研究
開発を行う。
【健康・医療戦略】(令和3年4月 9 日一部変更)
4. 具体的施策
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(1)研究開発の推進
○ 疾患領域に関連した研究開発
(生活習慣病)
・免疫アレルギー疾患の病態解明や予防、診断、治療法に資する研究開発


他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
・AMED が実施する免疫アレルギー疾患実用化研究事業は、革新的な免疫アレルギー疾患
治療薬の開発やデータ基盤の構築、実用化に向けた病因・病態解明、適応外薬を含む
治療薬の実用化に向けた研究等を目的としている。一方、厚生労働科学研究費で実施
する免疫アレルギー疾患政策研究事業は、こうした研究開発の成果を国民に還元する
ための免疫アレルギー疾患に関する情報提供の方策に関する研究や免疫アレルギー
疾患医療提供体制のあり方に関する研究等を実施し研究成果を施策に反映すること
を目的としている。
・免疫アレルギー疾患研究 10 か年戦略は、内容的に政策的な部分もあるため、厚生労
働研究事業と AMED 研究が互いに補完し合いながら、AMED 事業が特に医療開発研究を
担当する形で全戦略を推進する。
・AMED 女性の健康の包括的支援実用化研究事業との連携のもとに、日本赤十字社から毎
年廃棄される保管検体をバイオリソースとして活用するための feasibility study を
推進し、地域的、時間的に網羅された 500 万人規模の大規模な検体を活用することで、
アレルギー性気管支肺真菌症の全国における感作状況が判明する等、具体的な成果が
生まれている。
・AMED 循環器疾患・糖尿病等生活習慣病対策実用化研究事業との合同にて、COVID-19 感
染による血栓症・血管炎の病態解明研究の公募を行い、合計4課題を採択、研究を開
始した。翌年度には 1 課題をコラボレーターとして追加し、事業間・課題間連携を深
めた。

116