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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (150 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
成果物である「最適なアルゴリズム」は新たな医療機器や医療技術の開発を念頭に、
AMED 医療機器・ヘルスケア PJ が所管する研究事業等へ移行される方針である。
2 令和5年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進するもの(増額要求等するもの)
令和2年度に開始した4課題は手術手技の評価手法の開発を目的とした研究を、令和
3年度以降は手術手技の技術伝承に資する最適なアルゴリズムの作成、及びそれに基づ
く新たな医療技術の開発を目的とした研究を、それぞれ実施してきた。令和5年度は令
和2年度の4課題で確立された評価手法を用いて、アルゴリズムの作成、医療技術開発
を目的とした研究に発展させる必要がある。また、これまで本事業で取り組まれてこな
かった乳腺外科、泌尿器科、婦人科等、より幅広い外科領域に拡大して課題数を増加さ
せる必要がある。
(2)新規研究課題として推進するもの
該当なし。
(3)令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
専門性が求められる外科診療において、医療機器等の開発に資するアルゴリズムの作
成や効果的な(あるいは新たな)手術技術の構築が期待される。また、それら成果物が
AMED 医療機器・ヘルスケア PJ の所管する研究事業等へ移行されることも期待される。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【健康・医療戦略】(令和2年3月 27 日閣議決定)
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(1)研究開発の推進
○ 6つの統合プロジェクト
④ゲノム・データ基盤プロジェクト
「また、レジストリ等の医療データを活用した新たな診断・介入法の実装に向けた研究、
無形の医療技術やそれに関連するシステムの改善、改良を目指したデータ収集等の研究
を行う。」


他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
成果物である「最適なアルゴリズム」が、新たな医療機器や医療技術の開発に繋がる
ことから、厚生労働科学研究(診療ガイドライン、マニュアル等の開発など)および医
療機器・ヘルスケア PJ 等への移行が考えられる。

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