資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (146 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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・精神疾患及び神経・筋疾患の早期診断を可能にする AI 技術を活用した医療機器プロ
グラム等の開発
・遠隔による専門診療を可能にする AI 技術を活用した D to D の診療体制の構築
【期待されるアウトプット】
・AI 技術を活用して精神疾患及び神経・筋疾患の発症や進行の仕組みを明らかにし、症
状が明らかになる前の早期段階から、早期診断につながるエビデンスを創出する。
・様々な疾患の診療において、遠隔においても専門診療が可能な D to D の診療体制構
築を可能とする AI 技術を活用した基盤整備を行う。
【期待されるアウトカム】
・精神疾患及び神経・筋疾患の早期診断を可能にする医療機器プログラムを開発するこ
とによって、早期から適切な医療・介護支援・療養等の介入を実現し、予後の改善や
生活の質の維持を図る。
・様々な疾患の診療において、遠隔でも専門診療が可能な D to D の診療体制を実現す
る AI 技術を活用した基盤整備を実装し、どの病院でも安心して最先端・最適な医療
を継続して提供し、医療の質を確保した上で医療従事者の負担を軽減する。
(2)これまでの研究成果の概要
精神疾患(認知症、うつ病等)及び神経・筋疾患(てんかん)における早期診断・早
期介入を目指して、医療機器プログラム等の研究開発を令和 3 年度より開始し、現在も
継続支援中である(令和3〜7年度)。
日本全地域の心不全診療連携を最適化する AI 実装 D to D システムの開発と実用化、
および、D to D の遠隔 ICU テレメディシンサービスの実装研究を令和4年度より開始
した(令和4〜8年度)。
(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
どちらの研究も開始したところであり、研究の進捗を確認しつつ、実用化につなげる。
2 令和5年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進するもの(増額要求等するもの)
令和3年度より精神疾患及び神経・筋疾患における早期診断に資する医療機器プログ
ラム等の研究課題を6課題開始したところであるが、薬事申請に向けた臨床試験(治験)
等の準備を行うため、研究費の増額が必要である。
令和4年度より、日本全地域の心不全診療連携を最適化する AI 実装 D to D システ
ムの開発と実用化、および、D to D の遠隔 ICU テレメディシンサービスの実装研究につ
いて1課題ずつ研究を開始したところであるが、実用化に向けて大規模な基盤整備が必
要となるため、研究費の増額が必要である。
(2)新規研究課題として推進するもの
該当なし。
(3)令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
精神疾患及び神経・筋疾患において、早期診断が可能となる AI 技術を活用した医療
機器プログラム等を用いることで、適切な医療・介護支援・療養等の早期介入の実現や、
予後の改善や生活の質の維持に繋げるため、研究成果については、薬事承認を前提とし
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