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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (62 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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プロジェクト名

医薬品プロジェクト

研究事業名

新興・再興感染症に対する革新的医薬品等開発推進研
究事業

主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

健康局結核感染症課
創薬事業部創薬企画・評価課
健康局健康課予防接種室

当初予算額(千円)

令和2年度
1,973,030



令和3年度
1,975,172

令和4年度
2,087,931

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
治療薬の発達や予防接種の普及によって、一時は制圧されたかに見えた感染症は、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の発生を鑑みても、新興・再興感染症として
今なお猛威をふるっている現状がある。本研究事業では、新型コロナウイルス感染症
をはじめ、インフルエンザ、結核、動物由来感染症、薬剤耐性菌、ヒト T 細胞白血病
ウイルス1型(HTLV-1)など、感染症対策上重要な病原体に対して、基盤的な研究か
ら、診断薬、治療薬、ワクチンの開発等の実用化に向けた開発研究までを一貫して推
進する。そのために、
「予防接種に関する基本的な計画」、
「特定感染症予防指針」、
「ス
トップ結核ジャパンアクションプラン」、
「国際的に脅威となる感染症対策の強化に関
する基本計画」(関係閣僚会議決定)及び「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」
(同会議決定)、
「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」
(同会議決定)等
を踏まえ、開発研究を行う。
【事業目標】
①感染症から国民及び世界の人々を守るため、感染症対策の総合的な強化を目指し、国
内外の感染症に関する基礎研究及び基盤技術の開発から、診断法・治療法・予防法の
開発等の実用化研究まで、感染症対策に資する研究開発を切れ目なく推進する。
②得られた成果は遅滞なく公表(学術誌での発表、ガイドラインの作成等)し、成果の
実用化を目指す。
【研究のスコープ】
①感染症サーベイランス、病原体データベース、感染拡大防止策等の総合的な対策に資
する研究
②ワクチンの実用化及び予防接種の評価に資する研究
③新興・再興感染症の検査・診断体制等の確保に資する研究
④感染症に対する診断法、治療法の実用化に関する研究
⑤新興・再興感染症に対する国際ネットワーク構築に資する研究
⑥COVID-19 を含む重点感染症に関する総合的な対策に資する研究
⑦薬剤耐性(AMR)に対する新規治療法の開発研究
⑧感染症法に規定されている感染症のうち、国内での市中感染が認められる感染症に対
する予防・診断・治療法の開発研究
【期待されるアウトプット】
・得られた病原体(インフルエンザ、デング熱、下痢症感染症、薬剤耐性菌)の全ゲノ
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