よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (20 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

薬支援ネットワークにおける創薬支援をさらに推進する必要がある。
・産学連携による次世代創薬 AI 開発事業では、創薬 AI の実用化のさらなる推進が求め
られていることから、富岳等を活用した3D シミュレーションによる予測手法の確立
等を重点的に行う必要がある。
・希少疾病用医薬品指定前実用化支援事業については、希少疾病領域の医薬品の開発は
企業の参入が困難であるため、国による支援のさらなる充実と課題数の増加が必要で
ある。
・創薬総合支援事業(創薬ブースター)において、医師主導治験への橋渡しを含むさら
なる医薬品の実用化が求められており、文部科学省の事業である橋渡し研究プログラ
ムと連携し、創薬シーズの収集を強化し、課題数を増加させる必要がある。
(2)新規研究課題として推進するもの
・感染症、難病、希少疾病に対するアカデミア発シーズについては、企業の参入が困難
であるため、創薬ブースターでは支援後の導出先企業の発掘が大きな課題となってい
る。また企業に導出できたとしても開発を中断する例もある。このような状況を踏ま
え、企業導出後も AMED が研究計画の立案等に携わることや他の事業への橋渡しを推
進することなどによりアカデミアと企業との連携を活性化する。
(3)令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
「医療分野研究開発推進計画」
(令和2年3月 27 日)において定められた医薬品プロ
ジェクトの成果目標の一つである「令和6年度(2024 年度)末までに創薬支援ネットワ
ークの活動による有望創薬シーズの企業導出件数 10 件」を達成するために、創薬支援
ネットワークにおける支援課題数の増加、モダリティの多様化の推進を図る。
特に令和5年度は、橋渡し研究支援機関における創薬シーズを創薬ブースターにより
支援することにより、医師主導治験の実施又は企業導出につなげる。
また、希少疾病用医薬品指定前の医薬品の開発を支援することにより、希少疾病領域
の医薬品開発を加速させる。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【フォローアップ】(令和4年6月7日閣議決定)
Ⅰ.新しい資本主義に向けた計画的な重点投資
2.科学技術・イノベーションへの重点的投資
(2)AI 実装
・医薬品開発での AI の利活用や AI 開発のための保健医療・介護データの利活用の方策
について検討し、2022 年度中に取りまとめる。また、アジアをはじめとする海外の医
療機関等と提携し、本邦で開発された AI 技術等の海外展開や国内外での AI 技術等の
集積を行う。
【統合イノベーション戦略 2022】(令和4年6月3日閣議決定)
第2章 Society 5.0 の実現に向けた科学技術・イノベーション政策
4.官民連携による分野別戦略の推進
(戦略的に取り組むべき応用分野)
(5)健康・医療
20