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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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プロジェクト名

ゲノム・データ基盤プロジェクト

研究事業名

障害者対策総合研究開発事業(身体・知的・感覚器)

主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

社会・援護局障害保健福祉部 企画課
ゲノム・データ基盤事業部 医療技術研究開発課
老健局高齢者支援課認知症・虐待防止対策推進室

当初予算額(千円)

令和2年度
204,749



令和3年度
169,738

令和4年度
179,428

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
わが国では障害者総合支援法に基づいて、難病も含めた障害児・者がその障害種別を
問わず地域社会で共生できるための総合的な支援が推進されている。疾患を発症して障
害児・者となっても、地域社会の一員として安心して生活できるようにすることが重要
であり、その実現のための障害児・者への医療、ケア等に資する技術開発を推進する必
要がある。
【事業目標】
障害児・者に、より質の高い支援をしていくため、障害特性を踏まえた各種ガイドラ
イン等に資するエビデンス創出や、補装具等の開発につなげることを目標とする。また、
障害者の地域社会での共生の実現や社会的障壁の除去につながる機能支援機器等の技
術等の研究開発を更に推進するとともに、身体・知的・感覚器障害の原因となる疾患や
神経・筋疾患等についての病因・病態の解明、診断、治療法、リハビリテーション、社
会参加支援並びに早期介入、進行抑制、重症化軽減等の先進的・実践的な研究・開発を
推進し、普及可能な技術を確立することで、障害者に対する医療の向上、障害者の生活
や就労の向上、障害者の地域社会での共生を進めることを目標とする。
【研究のスコープ】
身体・知的等障害分野においては、障害児・者とその家族への効果的なリハビリ・生
活支援システムの開発、災害時における避難及び避難先での生活・健康維持に関する支
援方法の開発、AI 等の先進技術を用いたリハビリテーション法・機器の開発研究を推進
し、さらに障害者家族の高齢化を見据え、独居やグループホーム等で実際に自立生活を
可能にするような住居支援に関するデータ集積・技術システム開発研究を推進する。ま
た、身体・知的・感覚器障害分野では、障害特性に合わせて特技や経験を活かす仕事を
障害者が主体的に選択し、能動的に社会参加することのできる就労マッチング支援手法
に関するデータ集積・技術システム開発研究を推進し、臨床知見に着眼した医療・支援
の質の向上を実現する診断・治療の最適化・層別化研究も推進する。
感覚器障害においては、障害者の地域社会での共生の実現に向けた研究や災害時にお
ける避難及び避難先での生活・健康維持に関する支援方法の開発、臨床知見に着眼した
感覚器障害の医療・支援の質の向上を実現する診断・治療の最適化・層別化研究、並び
に病態生理・メカニズムに関する研究を推進し、さらに軽度・中等度を含む難聴児の療
育や社会参加の向上を実現するための効果的な補聴器の適応に関する研究も推進する。
【期待されるアウトプット】
①障害者の地域生活の向上及び障害者福祉サービスの改善に資するエビデンスを確立
する(特許申請・登録3件以上・診療ガイドラインに資するエビデンス創出1件以上)
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