資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (45 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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性(AMR)を含む)等については、具体的な疾患に関して統合プロジェクトにまたがる
研究課題間の連携が常時十分に確保されるよう運用するとともに、統合プロジェクト
とは別に、予算規模や研究開発の状況等を把握・検証し、対外的に明らかにするほか、
関係府省において事業の検討等の参考にする。
・このため、AMED において、統合プロジェクト横断的に対応できる体制の下で、特定疾
患ごとのマネジメントを行う。〜中略〜その際、難病やがん等の疾患領域については、
病態解明等の基礎的な研究から医薬品等の実用化まで一貫した研究開発が推進され
るよう、十分に留意する。
(がん)
・がんの生物学的本態解明に迫る研究開発や、患者のがんゲノム情報等の臨床データに
基づいた研究開発
・個別化治療に資する診断薬・治療薬の開発や免疫療法や遺伝子治療等をはじめとする
新しい治療法の開発
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他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
・厚生労働科学研究(がん対策推進総合研究事業)との関係
がん対策に関するさまざまな政策的課題を解決するため、
「がん研究 10 か年戦略」で
掲げられた以下の2領域について、介入評価研究も含めた調査研究等を中心に推進す
る。
領域7:充実したサバイバーシップを実現する社会の構築をめざした研究領域
領域8:がん対策の効果的な推進と評価に関する研究領域
AMED が実施する革新的がん医療実用化研究事業は、革新的ながん治療薬の開発や小
児がん、希少がん等の未承認薬・適応外薬を含む治療薬の実用化に向けた研究等を目的
としている。一方、厚生労働科学研究費で実施するがん政策研究事業は、こうした研究
開発の成果を国民に還元するための、がんに関する相談支援、情報提供の方策に関する
研究や、がん検診、がん医療提供体制の政策的な課題の抽出とその対応方針を決定する
ための研究等を実施し、研究成果を施策に反映することを目的としている。
・AMED 内、他省庁研究事業との関係
(文部科学省)
次世代がん医療加速化研究事業:
がんの生物学的な本態解明に迫る研究、がんゲノム情報など患者の臨床データに基づい
た研究及びこれらの融合研究を推進することにより、がん医療の実用化に資する研究を
推進している。
(経済産業省)
先進的医療機器・システム等技術開発事業(一部):
先進的な医療機器・システム及び基盤技術を開発し、薬機法における承認審査の迅速化
のための開発ガイドラインを策定している。
(総務省)
8K 等高精細映像データ利活用研究事業:
8K 内視鏡システムを応用し、高精細な8K 手術映像データをスムーズに送受信可能と
する遠隔手術支援システムの開発及びそれらの有用性等について検証等を行う研究事
業。
高度遠隔医療ネットワーク研究事業:
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