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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (79 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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プロジェクト名

シーズ開発・研究基盤プロジェクト

研究事業名

地球規模保健課題解決推進のための研究事業(国際課分)

主管部局・課室名
AMED担当部・課名
省内関係部局・課室名

大臣官房国際課
国際戦略推進部
なし

当初予算額(千円)

国際戦略推進課

令和2年度
87,887



令和3年度
87,887

令和4年度
92,904

実施方針の骨子
1 研究事業の概要
(1)研究事業の目的・目標
【背景】
持続可能な開発目標(SDGs)において、改めて保健医療分野のゴールが設定される中、
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、地球規模の保健医療課題の重要性は、国際社会
において益々高まっている。
わが国は、国際保健関連の政府方針・戦略を近年相次いで策定するともに、平成 28 年
の G7、令和元年の G20 では議長国を務め、より効果的・効率的に国際保健に貢献し、
国際社会における存在感を維持・強化することを表明した。そして、令和5年に再び G
7の議長国を務める予定である。
また、わが国は、医薬品、医療機器及び医療技術等の開発を実現し、国内のみならず
諸外国の医療の向上への貢献を推進することも表明しており、海外の研究機関と国内の
臨床研究実施機関との共同研究の実施及び連携を推進している。
【事業目標】
①わが国の知見や技術を移転し、低・中所得国の保健医療分野 SDGs の実現に寄与する。
②低・中所得国の健康・医療問題改善に資する、わが国発の医薬品・医療機器・医療技
術等の海外での活用に向けた実装・臨床研究を推進する。
③世界保健機関(WHO)事前認証の取得、WHO ガイドライン及び途上国向け WHO 推奨医療
機器要覧への掲載、国連をはじめとする国際機関の調達への参入や各国の保健医療施
策に資する成果の創出を通じて、わが国の保健医療外交戦略を推進する。
④Global Alliance for Chronic Diseases (GACD)等の研究開発資金配分機関(FA)の
国際アライアンスを活用して国際共同研究を実施し、研究開発成果が低・中所得国に
おける保健・医療分野の政策及びサービスにおいて活用されることを念頭に、研究開
発を進める。
【研究のスコープ】
○対象国の臨床現場で導入・普及されていない医薬品・医療機器・医療技術等の有効性、
安全性、効率性等を評価するための実装・臨床研究
○開発した保健医療技術を対象国で普及するための研究、及びそれらを実装するための
研究
○エビデンスが証明された医療技術等を、リソースの限られた国でも導入できるよう最
適化を目指すための実装研究
○課題解決に資する基礎的知見を収集するための疫学研究
【期待されるアウトプット】
研究対象国における医師主導臨床試験届の提出件数(体外診断用医薬品については臨床
性能試験の申請件数):令和5年度末までに3件
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