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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (70 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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府一体で行う感染症対策を強化する。さらに、AMR 対策において市場インセンティブ
などの薬剤耐性菌の治療薬を確保するための具体的な手法を包括的に検討した上で
結論を出し、国際的な議論において主導的な役割を果たす。
【経済財政運営と改革の基本方針 2022】(令和4年6月7日閣議決定)
第1章 我が国を取り巻く環境変化と日本経済
2.短期と中長期の経済財政運営
(1)コロナ禍からの回復とウクライナ情勢の下でのマクロ経済運営
(経済社会活動の正常化に向けた感染症対策)
ワクチン、検査、経口治療薬の普及等により、予防、発見から早期治療までの流れを
強化して新型コロナウイルス感染症の脅威を社会全体として可能な限り引き下げる。
新型コロナウイルス感染症に関する罹患後症状(いわゆる後遺症)についての実態把
握や病態解明等に資する調査・研究を進める。
その上で、これまでの新型コロナウイルス感染症対応を客観的に評価し、次の感染症
危機に備えて、本年6月を目途に、危機に迅速・的確に対応するための司令塔機能の
強化や感染症法の在り方、保健医療体制の確保など、中長期的観点から必要な対応を
取りまとめる。
第3章 内外の環境変化への対応
(5)対外経済連携の促進
(国際連携の強化)
(前略)薬剤耐性対策において市場インセンティブなどの薬剤耐性菌の治療薬を確保す
るための具体的な手法を包括的に検討した上で結論を出し、国際的な議論において主
導的な役割を果たす。
【統合イノベーション戦略 2022】(令和4年6月3日閣議決定)
2.科学技術・イノベーション政策の3本の柱
(3)先端科学技術の戦略的な推進
① 重要技術の国家戦略の推進と国家的重要課題への対応
(戦略的に取り組むべき応用分野)
健康・医療
「健康・医療戦略」及び「医療分野研究開発推進計画 23」に基づき、以下の取組を強力
に推進する。

「ワクチン開発・生産体制強化戦略 24」に基づき、今後のパンデミックに備えて、感
染症の有事にいち早く、安全で有効なワクチンを研究・開発するため、AMEDに措
置された基金等により、新たな創薬手法による産学官の出口を見据えた研究開発の支
援、世界トップレベルの研究開発拠点形成、創薬ベンチャーの育成、デュアルユース
のワクチン製造拠点の整備等の取組を 2022 年秋までに順次開始する。

感染症有事対応の抜本的な強化として、AMEDにおいて新型コロナウイルス感染症
や新興・再興感染症に対する有効な治療薬等に関する研究開発を支援する。
4.官民連携による分野別戦略の推進
(5)健康・医療
2020 年度から 2024 年度を対象期間とする第2期の「健康・医療戦略」及び「医療分野
研究開発推進計画」等に基づき、
(中略)医療分野の基礎から実用化まで一貫した研究開
発を一体的に推進する。特に喫緊の課題として、国産の新型コロナウイルス感染症のワ
クチン・治療薬等を早期に実用化できるよう、研究開発への支援を集中的に行う。
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