資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (71 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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(感染症)
・ ゲノム情報を含む国内外の様々な病原体に関する情報共有や感染症に対する国際的
なリスクアセスメントの推進、新型コロナウイルスなどの新型ウイルス等を含む感染
症に対する診断薬・治療薬・ワクチン等の研究開発及び新興感染症流行に即刻対応出
来る研究開発プラットフォームの開発
4.3.
(AMR 対策の推進)
・ 国際的に脅威となる感染症対策関係閣僚会議(2015 年9月 11 日閣議口頭了解)にお
いて 2016 年4月5日に決定された「薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン」及び 2020
年度に策定予定の次期アクションプランに基づき、必要な対策を推進する。
(新型コロナウイルス感染症対策の推進)
・ 新型コロナウイルス感染症への対策として、
「新型コロナウイルス感染症対策の基本
方針」
(2020 年 2 月 25 日新型コロナウイルス感染症対策本部決定)など、政府が定め
る方針のもと、国内外の連携を図りつつ、必要な研究開発等の対策を速やかに推進す
る。その際、感染症の研究開発に対する多様なインセンティブや医療に係る規制の緊
急時の適用の在り方等の課題も念頭において、必要な対策を検討する。
【医療分野研究開発推進計画】(令和2年3月 27 日健康・医療戦略推進本部決定)
3. 3.1. (3) ①
・ DNA ワクチン等の予防・治療用ワクチン、アジュバント技術
3. 3.3.
・ 国内の研究機関における感染症に係る基礎研究能力の向上及び病原体等の取扱いに
精通した人材の育成・確保等を図るため、BSL4 施設の整備等について、必要な支援を
行うとともに国、大学及び自治体の地方衛生研究所等との連携を強化する。また、パ
ンデミック対策のみならずバイオセキュリティ強化のため、米国 CDC 等も参考にしつ
つ我が国の危機管理対応能力の強化を図っていくとともに、緊急時の課題解決のため
の迅速な研究開発体制を整備する。
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他の研究事業(厚生労働科学研究、AMED内、他省庁研究事業)との関係
○厚生労働科学研究との関係
【新興・再興感染症及び予防接種政策推進研究事業】
感染症及び予防接種行政の課題として、海外からの進入が危惧される感染症及び国
内で発生がみられる感染症についての対策や、予防接種施策等を推進すべく、行政施
策の科学的根拠等を得るために必要な研究を行っている。新興・再興感染症に対する
革新的医薬品等開発推進研究事業は、適宜本事業の研究成果も踏まえて、特に重要な
医薬品等の開発に資する研究を行っている。尚、このうちワクチン開発については、
感染症法に規定されている感染症のうち、国内での市中感染が認められている感染症
を対象に、既に実用化されているワクチンの改良に資する基盤的な研究開発を行って
いる。
○AMED 内 新興・再興感染症研究基盤創生事業との関係
【新興・再興感染症研究基盤創生事業 海外拠点研究領域】
様々な感染症の流行地により近い文部科学省の海外拠点研究領域の海外拠点と連
携し、感染症に関する国内外での研究を推進している。
【新興・再興感染症研究基盤創生事業 多分野融合研究領域】
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