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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (147 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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て臨床試験を行うこととし、実用化を目指す。
遠隔においても専門診療が可能な D to D の診療体制構築を可能とする AI 技術を活用
した基盤整備においては、医療現場において広く実用化するため、臨床系の学会の研究
への参画を促進し、学会を通じて開発された AI 技術などの医療現場への普及も行い、
どこの医療機関においても安心して最先端・最適な専門医療を継続して提供できるよう
なテレメディシン・サービスを実現し、支援医療従事者の負担軽減に繋げる。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画】(令和4年6月7日閣議決定)
2.科学技術・イノベーションへの重点的投資
(2)AI実装
AI技術は、社会実装段階へ入り、産業化に向けた開発が活発化しているが、日本
企業における導入割合は米国企業に比して低い。
AI技術を基にした実践・試行錯誤の蓄積が重要であり、ディープラーニングを重
要分野として位置付け、企業による具体的ニーズを念頭に置き、その実装・開発を推
進する。この際、気候変動や防災関連等に加えて、物理・化学や機械等、日本が強み
を有する分野とAIの融合を図り、競争力の高い製品やサービスを生み出していく。
また、大学等や国の機関が保有するデータは、それぞれの機関に分散し、データ形
式もバラバラとなっているが、他のデータ基盤との接続を可能とし、民間企業等の利
活用を進める。
データをできるだけ多く利用できる環境を整えるべく、プライバシー等の理由によ
り秘匿化された情報について、秘匿化したままで機械学習の処理を行うことができる
よう、技術開発を推進する。
グローバルに多額の投資がされており、継続して発展しつつあるAIの技術につい
て、民間企業による実践を通じたAIの実装を促すため、国立研究所等は積極的に技
術情報の提供を行う。また、国立研究所等におけるAIの研究開発について、体制の
見直しを行いながら、充実を図る。
【経済財政運営と改革の基本方針 2022】(令和4年6月7日閣議決定)
第1章 我が国を取り巻く環境変化と日本経済
2. 短期と中長期の経済財政運営
(1)コロナ禍からの回復とウクライナ情勢の下でのマクロ経済運営
(経済社会活動の正常化に向けた感染症対策)
医療DXを推進し、医療情報の基盤を整備するとともに、G−MISやレセプトデ
ータ等を活用し、病床確保や使用率、オンライン診療実績など医療体制の稼働状況の
徹底的な「見える化」を進める。
第2章 新しい資本主義に向けた改革
1.新しい資本主義に向けた重点投資分野
(2)科学技術・イノベーションへの投資
社会課題を経済成長のエンジンへと押し上げていくためには、科学技術・イノベー
ションの力が不可欠である。特に、量子、AI、バイオものづくり、再生・細胞医療・
遺伝子治療等のバイオテクノロジー・医療分野は我が国の国益に直結する科学技術分
野である。
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