資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (77 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html |
出典情報 | 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》 |
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【統合イノベーション戦略 2022】(令和4年6月3日閣議決定)
第1章 総論(新しい資本主義における「成長」と「分配」の好循環を支える科学技術・
イノベーション)
2.科学技術・イノベーション政策の3本の柱
(3)先端科学技術の戦略的な推進
① 重要技術の国家戦略の推進と国家的重要課題への対応
(戦略的に取り組むべき基盤技術)
バイオテクノロジー
幅広い領域をカバーするバイオ分野の特徴を生かし、バイオものづくりの中核を担う微
生物設計プラットフォーム事業者の育成も念頭に合成生物学を活用した異分野事業者
との共同開発や、その基盤技術の開発、拠点形成及び人材育成の加速、
「全ゲノム解析等
実行計画」の推進、3大バイオバンクの成果の連携・発展、生物遺伝資源関連ビッグデ
ータ利活用プラットフォームや「みどりの食料システム戦略」に基づくスマート育種基
盤の充実・強化を図るなど、バイオ起点の異分野融合を加速させる。
(戦略的に取り組むべき応用分野)
健康・医療
「全ゲノム解析等実行計画」を速やかに改定し、がん・難病に関して、2022 年度から集
中的に全ゲノム解析等を行い、英国等での 10 万ゲノム規模の取組を目指し、蓄積され
たデータを用いた研究・創薬等を推進する。
【健康・医療戦略】(令和2年3月 27 日閣議決定)
4.具体的施策
4.1.世界最高水準の医療の提供に資する医療分野の研究開発の推進
(1)研究開発の推進
○ 6つの統合プロジェクト
③再生・細胞医療・遺伝子治療プロジェクト
・ 再生・細胞医療の実用化に向け、細胞培養・分化誘導等に関する基礎研究、疾患・組
織別の非臨床・臨床研究や製造基盤技術の開発、疾患特異的 iPS 細胞等を活用した難
病等の病態解明・創薬研究及び必要な基盤構築を行う。また、遺伝子治療について、
遺伝子導入技術や遺伝子編集技術に関する研究開発を行う。さらに、これらの分野融
合的な研究開発を推進する。
④ゲノム・データ基盤プロジェクト
・ 健常人及び疾患のバイオバンク・コホート等の情報に加え、臨床研究等を行う際の
コホート・レジストリ、臨床情報等を統合し、研究開発を推進するために必要なデー
タ基盤を構築する。また、一人ひとりの治療精度を格段に向上させ、治療法のない患
者に新たな治療を提供するといったがんや難病等の医療の発展や、個別化医療の推進
など、がんや難病等患者のより良い医療の推進のため全ゲノム解析等実行計画を実施
する。
○ 疾患領域に関連した研究開発
・特に、2040 年の人口動態を見据え、現在及び将来の我が国において社会課題となる疾
患分野に係る研究開発を戦略的・体系的に推進する観点から、がん、生活習慣病(循
環器、糖尿病等)、精神・神経疾患、老年医学・認知症、難病、成育、感染症(薬剤耐
性(AMR14)を含む)等については、具体的な疾患に関して統合プロジェクトにまたが
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