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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (131 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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・肝発がんの予防等に関する研究
【期待されるアウトプット】
・医薬品プロジェクト
非臨床 POC の取得件数 1件
・ゲノム・データ基盤プロジェクト
研究成果の科学誌への論文掲載状況 インパクトファクター5以上
新たな疾患発症メカニズム解明件数 1件
新たな疾患関連遺伝子・薬剤関連遺伝子の同定数 1件
・疾患基礎研究プロジェクト
研究成果の科学誌への論文掲載状況
インパクトファクター5以上:85 件
【期待されるアウトカム】
・医薬品プロジェクト
薬事承認件数(新薬、適応拡大)1件
・ゲノム・データ基盤プロジェクト
臨床的に実用可能なバイオマーカー等の開発件数 2件
・疾患基礎研究プロジェクト
シーズの他の統合プロジェクトや企業等への導出件数 2件

3件

(2)これまでの研究成果の概要
①臨床研究・治験に移行した研究開発(令和2〜3年度)0件
②承認申請・承認等に至った研究開発(令和2〜3年度)0件
③特許申請・登録等に至った研究開発 31 件
*期間平成 31 年4月〜令和2年 12 月
④基礎から実用化までの切れ目のない支援の実施(令和2〜3年度)5件
・ヒト肝前駆細胞 (hCLiPs)から作製したヒト肝細胞を用いた抗B型肝炎ウイルス(HBV)
薬の安全性・毒性評価系を構築し、HBV 感染の受容体である NTCP の発現を確認した。
また、CLiP 細胞を用いてキメラマウスを作製、新規 HBV 持続感染モデルを構築し、
hCLiPs に由来する肝細胞は、胆管細胞と連結し、胆汁輸送の機能を果たすことを確認
した(令和3年度終了)。
・HBV を検出する新しい検査法「高感度 HBV コア関連抗原定量検査法」を開発した。本
検査法では、検体処理工程の改良により前処理にかかる時間を短縮し、また、コア関
連抗原に対する血中抗体の不活化と同時に、3種類の異なる構造を持つコア関連抗原
をより均質化し同時に測定できるようにしたことにより従来法で検出できなかった低
濃度域の測定に成功した(令和3年度終了)。
・C型肝炎ウイルスがウイルス増殖に利用する因子のシグナルペプチドペプチダーゼ
に、免疫関連タンパク質の MHC クラス I 分子を成熟させる機能があることを発見した
(令和3年度終了)。
・肝臓が様々な原因により急性または慢性の炎症を起こしている時に、コラーゲンなど
線維化分子を生成する星細胞内に発現するサイトグロビンを静脈注射することで、マ
ウス肝線維化の進行が抑えられることを確認した(令和3年度終了)。
(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組

「実用化に向けたB型肝炎新規治療薬の探索及び最適化」
(平成 29 年度〜令和3年度)
では、全自動化による迅速測定が可能であり、外来通院中の B 型慢性肝炎症例の核酸
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