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資料1-1 令和5年度研究事業実施方針(案)【AMED研究】 (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_26761.html
出典情報 厚生科学審議会科学技術部会(第130回 7/14)《厚生労働省》
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新モダリティ・先進手法に関する採択課題割合 40%(令和2〜6年度)
【期待されるアウトカム】
創薬等の効率化に資する先進手法の企業導出件数 6件(令和2〜6年度)
(2)これまでの研究成果の概要
短鎖核酸の導入により標的 mRNA の高次構造を変化させる RNA hacking(RNAh)技術
で、遺伝子発現を抑制する核酸医薬技術を開発した。(特許2件を出願済)
一般的な培養法では菌の発育に影響を与えないが、感染部位などの生体内の特定部位
で菌の発育・生存に必須となる細菌因子(vivoEF)を阻害する抗菌剤開発手法を確立し、
候補化合物を見いだした。
(3)これまでの研究成果の政策等への活用又は実用化に向けた取組
新モダリティ・先進手法に関する採択課題割合(令和2〜3年度) 55%
創薬等の効率化に資する先進手法の企業導出件数(令和2〜3年度) 11 件
2 令和5年度に推進する研究課題
(1)継続研究課題のうち優先的に推進するもの(増額要求等するもの)
「①GAPFREE(産学官共同創薬研究プロジェクト)」では、産学官として取り組むべき
課題を複数カテゴリーとして設定し、企業・アカデミアのニーズとそのタイミングに柔
軟に対応することで、企業とアカデミアのマッチングを促し、革新的新薬の開発に向け
迅速な創薬研究の振興を図る。
「③医薬品の開発過程の迅速化・効率化等の創薬基盤技術の開発」では、これまでに
薬物動態評価のためのプラットフォームを送達技術横断的に構築している。令和5年度
では、新規モダリティ開発における異分野融合を推進し、評価基盤を活用した有用性評
価により、送達技術を活用したシーズの迅速な開発を支援する。
(2)新規研究課題として推進するもの
該当なし。
(3)令和5年度の研究課題(継続及び新規)に期待される研究成果の政策等への活用又は
実用化に向けた取組
送達技術とシーズ開発の異分野融合を促進するために、AMED がマッチング機能を発
揮し、技術開発およびシーズ開発の推進に貢献する。
GAPFREE において、産学連携による創薬標的探索・バイオマーカー探索等のための基
盤を整備し、オープンイノベーションによる研究開発の推進を図る。


参考
1 研究事業と各戦略(新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画・フォローアップ、
成長戦略、骨太方針、統合イノベーション戦略、健康・医療戦略)との関係
【新しい資本主義のグランドデザイン及び実行計画】(令和4年6月7日閣議決定)
2.科学技術・イノベーションへの重点的投資
(4)再生・細胞医療・遺伝子治療等
③治療薬・ワクチンの開発
世界的に医薬品市場が成長を続ける中、我が国においても、創薬を成長産業とすべく取
組を進める。特に、今後の感染症危機に備えるため、治療薬やワクチンの開発に取り組
む。
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