参考資料14 高齢者がん医療Q&A総論(厚生労働科学研究「高齢者がん診療指針策定に必要な基盤整備に関する研究」) (42 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_28073.html |
出典情報 | がん対策推進協議会(第82回 9/20)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
iv) 新規検査法の展望
2014年1月に保険収載された大腸カプセル内視鏡検査は、腸管洗浄における負担にやや課題を残
すものの、内視鏡挿入による負担やリスクをなくすことができ、今後高齢者におけるスクリーニン
グ検査の選択肢の一つとして期待される3 )。超高齢社会に伴い、高齢者に対する内視鏡検査の需要
は高まる。患者背景を充分に把握し、検査の必要性を勘案した上で、上記のような工夫を凝らし、
より安全で効率の良い内視鏡検査を提供することが求められる。
文献
1)
古田隆久, 他. 消化器内視鏡関連の偶発症に関する第6回全国調査報告. Gastroenterol Endosc.
2016; 58: 1466-1491
2)
山本頼正, 西村 誠. どうする?高齢者の内視鏡診療. 第1版. 文光堂 ; 2019
3)
林 亮平, 田中信治. 高齢者に対する下部消化管内視鏡検査の実際. 日本医事新報. 2018; 4892:
29-36
34