よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


05.【資料2-2】標準的な健診・保健指導プログラム(令和6年度版)(案)2/2 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_31652.html
出典情報 標準的な健診・保健指導プログラム改訂に関するワーキンググループ(第2回 3/7)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

(10)参加を促す工夫
対象者の保健行動が定着するよう一定の期間、継続して支援を行うため、対象
者が参加しやすい条件を整えることが必要である。
○ 個別支援のみでなく、グループ支援により、対象者同士の交流を図り、グル
ープダイナミクスを活用して対象者の行動変容への意識を高めることも必
要である。
○ グループ支援への参加推奨については、通知等の郵送だけではなく、電話や
家庭訪問を組み合わせる等、参加者の参加をより一層促す方法を工夫するこ
とも重要である。
○ プログラムには、食生活や身体活動等の実習・講習会等を取り入れ、対象者
が自分の生活習慣を変容する上で必要な知識やスキルを習得する機会を設
けることも重要である。
○ 対象者が、自身の生活習慣や価値観について否定されたり、一方的に理想的
な生活習慣を押しつけられるのではなく、保健指導実施者に受け入れら

れ、

自らが生活習慣について改善すべきことや価値観の転換の必要性に気付く
という過程を大切にする。
○ いくつかの支援手段(メニュー)を組み入れ、対象者の状況や要望に応じて
対象者がメニューを選択できる等、柔軟な仕組みとすることを考える。
○ 個人情報に留意しつつ、対象者によっては、遠隔面接やアプリケーション等
のICTを活用する等、効率的な支援方法を選択することが望ましい。

232